伝統野菜の種類や特徴とは!?

伝統野菜の特徴

伝統野菜現在、日本で栽培・流通している野菜はたくさんありますが、日本国内でもともと自生していたものはごくわずかであり、それ以外は海外から伝わったものです。
海外から伝わった野菜ですが、いつ、だれによって、どこからもたらされたのかは、ほとんど明らかになっていません。

伝わった後も、幾度と無く改良が加えられ、その後、その土地に合った品種が伝統野菜として残っていきました。

最近では、全国的に特産品にしようと取り組む自治体が増えてきていますが、こうした野菜を求める消費者の声も徐々に高まってきているようです。

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伝統野菜の種類と特徴

札幌大球キャベツ(北海道)

札幌大球キャベツ札幌大球キャベツの栽培は、明治時代に北海道から始まりました。

北海道では、冬の保存食としてなくてはならないものであり、肉質はやわらかく甘いため、生食・漬物・煮物用として広く使われています。

福地ホワイト(青森県)

福地ホワイト福地ホワイトは、ニンニクの中でも最高級の品種といわれていて、比較的積雪の少ない地域で栽培されています。

福地ホワイトを使ったサプリメントなどもあります。
 
 

仙台長ナス(宮城県)

仙台長茄子仙台長ナスは、四百年の歴史があり、果実は細長く先がとがって黒紫色です。

漬け物・天ぷら・田楽などに使用されていて、仙台長ナス漬けは名産品になります。
 

秋田フキ(秋田県)

秋田ふき秋田フキの大きさは竹のごとく、葉は傘のようであると評されています。

煮物や塩漬け・砂糖煮・砂糖菓子などに使われています。
 
 

暮坪カブ(岩手県)

暮坪かぶ暮坪カブは、遠野地方の暮坪地域でしか栽培されていない希少種です。

ダイコンの14倍という辛みが特徴であり、究極の薬味としてそばや刺身などに添えることもあります。
 

魚沼巾着(新潟県)

魚沼巾着中越地方では、用途によってナスの品種を使い分けています。

魚沼巾着は、タネが小さく身がなめらかで、味噌漬けなどに使われています。
 
 

横沢曲がりネギ(秋田県)

横澤曲がりネギ横沢曲がりネギは、太田町の横澤地区で栽培されている変わり種のネギであり、独特の曲がりは2年の月日をかけて作られています。

普通のネギよりやわらかく、風味も豊かです。
 

もってのほか(山形県)

もってのほか山形県は、食用菊の生産量が日本一です。

もってのほかは、淡い紫の花弁が特徴であり、生活習慣病やがんの予防に効果があるとされていて、おひたしや白和えなどで食べられています。
 

長禅寺菜(山梨県)

長禅寺菜長禅寺菜は、カブの仲間で、長禅寺の付近で栽培されている野菜になります。

葉だけを食用とし、葉はハクサイと一緒に漬け物などにして食べられています。
 

ユウガオ(栃木県)

ユウガオユウガオには、鉄・リン・カルシウムなどが豊富に含まれています。

寿司や味噌汁の具として使われるかんぴょうは、ユウガオの果実をひも状にして乾燥させたものになります。
 

下仁田ネギ(群馬県)

下仁田ネギ下仁田ネギは、二百数十年の栽培歴史があり、鍋料理には欠かせないネギの王様です。

肉質はやわらかく、甘くて美味しいです。
 
 

雪中あさつき(福島県)

雪中あさつき雪中あさつきは、雪深い冬に収穫され、上品な味と香りがします。

さっと湯がいた後、酢味噌和えやお吸い物にして食べていますが、魚や肉の臭みを消して殺菌する効果もあります。
 

赤ネギ(茨城県)

赤ネギレッドポアローの名前で知られる赤ネギですが、甘みが強くやわらかな肉質が特徴です。

旬は12~1月であり、鮮やかな赤紫色が料理に彩りを添えます。
 

大浦ゴボウ(千葉県)

大浦ごぼう大浦ゴボウは、現在、わずかに栽培されている野菜であり、毎年、成田山新勝寺に奉納され精進料理に使われています。

市販はされていなく、旬は11月になります。
 
 

埼玉青ナス(埼玉県)

埼玉青なすナスといえば黒紫色になりますが、埼玉青ナスは緑色で、見た目はウリのようであり、細々と栽培されています。

市場に出まわることはほとんどないです。
 
 

三浦ダイコン(神奈川県)

三浦大根年末に出荷される三浦ダイコンは、刺身のツマに使用されています。

細かい上甘みがあって煮くずれしないので、おでんやふろふきなどにも使われています。
 

ねずみダイコン(長野県)

ねずみ大根ねずみダイコンは、ねずみのしっぽのような根の先端から名前がついていて、適度な辛味があり、おろしても美味しいです。

地元ではおしぼりうどんとして食べられています。
 
 

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加賀太キュウリ(石川県)

加賀太きゅうり加賀太キュウリは、ウリと見間違えるほど、太くて大きいキュウリです。

シャキシャキした肉質を活かし、あんかけ煮や肉詰め・炒めものなどにすると美味しいです。
 
 

守口ダイコン(岐阜県)

守口大根守口ダイコンは、長さは1m前後と世界最長のダイコンであり、発祥は大阪の守口ですが、栽培は岐阜県になります。

酒粕に漬けた守口漬けは、尾張名古屋の名物です。
 
 

越前白茎ゴボウ(福井県)

越前白茎ごぼう越前白茎ゴボウは、葉や茎を食べる葉ゴボウですが、若採りすれば根も食べられます。

根も茎も春先に採ったものが最も美味しいです。
 
 

伊勢イモ(三重県)

伊勢芋伊勢イモは、ヤマトイモの一種であり、ほかのヤマトイモに比べて、すりおろした後でもアクが少なく、変色せず白いままです。

粘りが強いのが特徴であり、とろろ汁として食べるのに最適です。
 
 

万木(ゆるぎ)カブ(滋賀県)

ゆるぎカブ万木(ゆるぎ)カブは、赤カブの代表品種です。

甘酢漬けや浅漬け・粕漬けなど、鮮やかな色合いと独特の歯ごたえ・風味が好まれています。
 
 

大和真菜(奈良県)

大和真菜大和真菜は、もともとは採油用だったのですが、品種改良して野菜用として栽培されるようになった漬け菜です。

霜にあたると、やわらかくなってうま味も増す、大和を代表する冬野菜です。
 
 

ウスイエンドウ(和歌山県)

ウスイエンドウウスイエンドウは、きしゅううすいの名前で、京都や大阪を中心に販売されています。

グリーンピースに比べて糖度が少ないのが特徴であり、関東地方への出荷も少しずつ始まっています。
 
 

丹波黒大豆(兵庫県)

丹波黒大豆丹波黒大豆は、大粒で甘みがあり、煮豆にすると美味しいです。

黒豆の最高級品として、おせち料理に欠かせないものとなっています。
 
 

広島菜(広島県)

広島菜広島菜は、信州の野沢菜・九州の高菜と並んで、日本三大漬物の一つとなっています。

ハクサイの一種で、香りがよく歯切れがいいのが特徴です。
 
 

砂丘ラッキョウ(鳥取県)

砂丘らっきょう砂丘ラッキョウは、鳥取砂丘地帯で栽培されるラッキョウの中でも、国内最高級品と賞される福部村産のものです。

酢漬けや塩漬けにして食べられています。
 
 

津田カブ(島根県)

津田カブ津田カブは、味がよく、漬け物は島根県の冬の名産として扱われています。

年末年始の贈答品のひとつとして知られています。
 
 

岩国赤ダイコン(山口県)

岩国赤大根岩国赤ダイコンの大きさや形は、京都の聖護院ダイコンに似ています。

果肉が白く表皮は鮮紅色で、辛みがすくなく生食向きであり、色を活かしてかまぼこの代用にもなります。
 
 

源平イモ(徳島県)

源平いも源平イモは、剣山周辺の山間部の傾斜地で栽培される希少種であり、小ぶりで肉質が締まっていて、煮くずれしにくいのが特徴です。

地元では田楽としても食べられています。
 
 

土佐レッド(高知県)

土佐レッド土佐レッドは、苦味がなく高い糖度を持ち、果物のような甘さなので、生のままでも食べられます。

ピーマン嫌いの人でも食べることができます。
 
 

チョロギ(大分県)

チョロギお祝いの席に重宝されるチョロギは、日本でも限られた土地でしか生育しない不思議な野菜です。

通常は梅酢漬けされたものが、市場にでています。
 
 

おいしい菜(福岡県)

おいしい菜おいしい菜は、ナバナの一種であり、博多ナバナともいいます。

非常に栄養価の高い野菜であり、煮物や炒めものなど、さまざまな料理に使えます。
 
 

佐賀青シマウリ(佐賀県)

佐賀青しまうり佐賀青シマウリは、肉が厚く、漬け物にしてもやわらかくならず、シャキシャキした歯ごたえが残ることで好まれています。

長方形や俵型のものもあります。
 
 

雲仙こぶ高菜(長崎県)

雲仙こぶ高菜雲仙こぶ高菜は、終戦後、中国から持ち帰った高菜を当地で栽培したのが始まりになります。

一度途絶えたが近年復活していて、希少な味といえます。
 
 

鶴首カボチャ(宮崎県)

鶴首かぼちゃ鶴首カボチャは、鶴の首のような形状をしていて、現在は限られた地域でのみ栽培されています。

甘みが豊かで鮮やかなオレンジ色をしています。
 
 

水前寺菜(熊本県)

水前寺菜水前寺菜は、葉の裏がつややかな紫色をしています。

モロヘイヤやアシタバと同じく、非常に栄養価の高い野菜であり、色合いもいいです。
 
 

桜島ダイコン(鹿児島県)

桜島大根桜島ダイコンは、世界最大のダイコンであり、大きいもので30kgにもなります。

冬でも温暖な気候や土質がここまで肥大化させるのですが、緻密な肉質と甘みが特徴になります。

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