鰈(カレイ)の特徴や栄養・食べ方・カロリー

カレイの特徴

カレイカレイは、日本各地で水揚げされているので、馴染み深い魚です。
日本近海には約20種類ほどが生息し、地域によってさまざまな種類のカレイが存在しますが、一般的に出まわっているのはマコガレイやマガレイになります。

左ヒラメに右カレイといわれるように、両目とも頭部の右側半分にかたよってついているのが特徴です。
カレイという名前は、目が魚の片側だけにあるので、かたわれ魚と呼ばれていたものが変化したものといわれています。

産卵前の時期のメスは大きな卵巣を持っており、子持ちカレイと呼ばれていて、日本の冬の味覚として楽しまれています。
回転寿司で食べられているエンガワは、その多くが、アメリカやロシアから輸入されたカラスガレイとアブラガレイになります。

カレイの旬

旬のカレンダー(マコガレイ)
マコガレイの旬
マコガレイは、5月~7月が旬になります。

カレイには数多くの種類があるのですが、秋~春に旬を迎えることが多くなっています。

カレイの産地

農林水産省(平成24年漁業・養殖業生産統計)参照

北海道
全国漁獲の45.0%の構成比 23,700t
島根県
全国漁獲の7.4%の構成比 3,900t
兵庫県
全国漁獲の5.5%の構成比 2,900t

特に大分県の別府湾で穫れる城下ガレイは大変有名であり、値段も高くなっています。

カレイの上手な選び方

  • 皮にツヤがあるもの。
  • 目が澄んでいるもの。
  • 体の色が鮮明なもの。
  • ぬめりが濁っていたり、乾燥しているものは鮮度が落ちています。

カレイの栄養

カレイの栄養カレイは、高たんぱくで低脂肪・低カロリーのヘルシー食材であり、消化が良いので胃腸が弱っている人や高齢者におススメです。

エンガワにはコラーゲンが豊富に含まれていて、肌の若さを保つ効果や老化防止に有効とされています。
タウリンが豊富に含まれていて、コレステロールを分解して排泄し、血圧やコレステロールを下げる効果が期待できます。
ビタミンB2が豊富に含まれていて、たんぱく質とともに髪や肌を健康に保ちます。

カルシウムが含まれていて、ストレスに対抗するはたらきがあり、ビタミンDが含まれていて、カルシウムのはたらきを助けてくれる作用があります。
また、ビタミンB1が含まれていて、イライラやストレスをやわらげてくれる効果が期待できます。
これらの栄養素が含まれているので、精神を安定させる効果が期待できます。

タマゴを持っている子持ちカレイには、ビタミンB1やビタミンB12・葉酸・パントテン酸などのビタミンB群がより多く含まれ、糖質や脂質の代謝促進・貧血予防に対して有効とされています。

カレイの主な効能

精神安定・老化予防・コレステロールの上昇抑制・美肌効果

カレイの主な栄養成分

ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB12・ビタミンD・コラーゲン・タウリン・カルシウム・葉酸・パントテン酸

カレイの食べ方

カレイの調理法カレイは、煮付けや唐揚げ等が一般的に有名ですが、干物や一夜干しとしてもよく食べられています。

煮魚の代表魚ですが、煮付けにする場合は、長時間煮てしまうと煮くずれを起こすので、短時間で調理するほうがいいです。
皮に切り目を入れて煮ると火が通りやすく、身がくずれやすいので裏返さないほうがいいです。

時期やサイズによってはヒラメよりも美味しく、刺身や昆布締めなどがおススメです。
刺身は、たんぱくながら上品な甘みと歯ごたえを楽しむことができます。

子持ちカレイは、卵をかかえていて身は美味しくないので、魚の身を味わいたい時は避けたほうがいいです。
干しカレイは、カレイを生干しにしたもので、たんぱく質やカルシウム・ビタミンEなどを多く含んでいます。

カレイの煮付けを冷蔵庫に一晩寝かせると、煮汁が固まります。
これは煮こごりといい、ヒレのつけ根のエンガワに含まれるコラーゲンが煮汁に溶け出したもので、冷やされたことでゼリー状に固まったものになります。
コラーゲンが含まれているので、できるだけ煮汁は食べたほうがよく、メイタガレイなど小さいものは丸ごと姿煮にするといいです。

カレイのカロリー(kcal)と食品成分

エネルギー(カロリー)

廃棄率

水分

ナトリウム

95kcal

50%

77.8g

110mg

カリウム

カルシウム

マグネシウム

リン

330mg

43mg

28mg

200mg

亜鉛

マンガン

0.2mg

0.8mg

0.03mg

0.01mg

ヨウ素

セレン

モリブデン

ビタミンE

21μg

110μg

0

1.5mg

ビタミンB1

ビタミンB2

ナイアシン

ビタミンB6

0.03mg

0.35mg

2.5mg

0.15mg

葉酸

パントテン酸

ビオチン

ビタミンC

4μg

0.66mg

23.9μg

1mg

※ 可食部(食べられる部分)100gあたりの数値

 
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