京野菜の種類や特徴とは!?

京野菜の特徴

京野菜古代から都であった京都は 、長年にわたり、政治・文化の中心地として栄えてきました。
京都には多くの人々が住んでいて、その人達の生活を支えるためたくさんの食料が必要だったことから、野菜の栽培が盛んにおこなわれてきました。

京都は、水質が良く土地が肥沃であり、温暖ではありますが、盆地特有の寒暖差が大きい気候であったので、野菜づくりには最適の地でした。
また、さらに美味しい野菜をつくるため、品種改良や栽培技術の改善も進められてきました。
その背景には、京都という土地が、地理的に海から遠いので鮮魚の入手が難しく、多くの寺社による精進料理・宮廷での料理・茶道の懐石料理などの需要があったからになります。

その結果、恵まれた風土と農業の創意工夫によって、美味しい野菜がたくさん生み出されて、人々の食生活に根を下ろしていきました。

そして、伝統を重んじる京都人の気風によって、「京野菜」として今日に受け継がれるようになりました。

京野菜は、露地栽培が主流なので、野菜の旬の美味しさを味わうことができます。
京野菜とは、歴史と伝統に育まれた魅力あるものであり、四季のうつろいと旬の美味しさを味わえる野菜になります。

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京野菜の種類と特徴

京山科ナス

京山科なす京山科ナスは、丸みのある卵形で、果肉がやわらかく水分が多くなっています。

皮が非常にうすく、肉質がやわらかいので、傷がつきやすく変色しやすいです。

漬け物から焼きナス・煮物など調理の幅が広いです。

賀茂ナス

賀茂ナス賀茂ナスは、古くから栽培されている、黒紫色をした直径10~15cmの大きな丸ナスになります。

皮はやわらかく、果肉はきめが細かく煮くずれしにくいです。

旬は6~10月ごろであり、田楽・煮物や浅漬けに向いています。

伏見トウガラシ

伏見とうがらし伏見トウガラシは、伏見付近を中心に栽培されていて、長年にわたって改良されてきたものになります。

ピーマンと同じ甘味種であり、トウガラシの中では最も細長い品種です。

焼き物・炒めもの・煮物などで食べられています。

聖護院ダイコン

聖護院だいこん聖護院ダイコンは、現在の京都市左京区聖護院あたりで栽培しているうちに、今のような大きな丸型になりました。

苦みがなく甘みがあり、煮くずれしにくいので、おもにおでんや煮物などに使われています。
 

聖護院カブ

聖護院かぶ聖護院カブは、千枚漬けで有名な、最大級の大きさをしているカブです。

繊維が少なく、やわらかで甘みやうま味が多く、蒸し物や煮物に合います。
 

水菜

ミズナの栄養水菜は、江戸時代以前から、東寺や九条あたりで栽培されてきました。

最近は小株のうちに収穫されたもののほうが人気が高く、サラダや鍋物などに使われています。
 

壬生菜

壬生菜壬生菜は、京菜とも呼ばれている京都の代表的な冬野菜になります。

葉が細長いへらのような形をしていて、ほんのりした辛みがあるのが特徴であり、千枚漬けや煮物に使われています。

サッとゆでればサラダやあえものにも合います。

京タケノコ

京たけのこ京タケノコは、17世紀頃、京都の西山に植えられた孟宗竹が定着し、京タケノコの産地になったといわれています。

皮が白くてやわらかく、甘みがあります。
 

九条ネギ

九条ねぎ九条ネギは、奈良時代の頃から九条周辺で栽培されてきた歴史の古い野菜であり、葉の中のぬめりが特徴です。

やわらかくて風味がよく、和・洋・中とどんな料理にも合います。
 

クワイ

クワイクワイは、16世紀末頃、低湿地で染料に使う藍の栽培が行われ、その裏作として栽培されるようになったのが始まりだとされています。

ゆりねやクリに似たほっくりとした食感です。
 

鹿ヶ谷カボチャ

鹿ヶ谷かぼちゃ鹿ヶ谷カボチャは、ひょうたん形の手のひらサイズで、下半分に種が入っています。

日本カボチャ特有の粘質であり、水分が多く、煮炊きしても形が崩れないのが特徴になります。

淡白な味なので、煮物やそぼろあんかけに向いています。

えびイモ

えびいもえびイモは、エビのようなしま模様と、反り返ったような形からこの名前がついています。

親いもから小イモが次々と増えて縁起がいいために、おせち料理にはかかせない野菜です。

古くから京都のおばんざいとして使われています。

堀川ゴボウ

堀川ごぼう堀川ゴボウは、中国から薬草として持ち込まれ、改良されたものになります。

長さ50~80cm・直径6~9cmくらいで、中が空洞になっているのが特徴です。

筒切りにして空洞に肉を詰めた料理が有名です。

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