カジキの種類や栄養・食べ方・カロリー

カジキの種類

カジキ

カジキ名前の由来
カジキマグロという名前の由来は、剣のように尖った上顎で舵木または梶木(船側や船底近くの船板)を突き通すということからです。

特徴
カジキは、マカジキ科とメカジキ科の海水魚の総称であり、カジキ類は世界に約12種類が見られますが、日本近海には6種類が分布しています。
カジキマグロと呼ばれることもありますが、分類上はマグロではなく別の魚のことをいいます。

暖海性の魚であり、太平洋・インド洋・大西洋の温帯から熱帯海域に分布していて、多くは体長2mほどですが、大形では4mを超すものもあります。
マカジキ類は外洋の表層を遊泳し、メカジキ類は外洋の表層から水深600mまでを広く泳ぎまわります。

尖った上顎は攻撃の武器として使われていて、カツオ・マグロ類やイカ類などの群れに突入し、打撃を与え動きを止め、それから食べると考えられています。
温暖な海を高速で遊泳する大型の魚であり、大きいものだと全長4m以上体重700kgにも達し、トローリングによるスポーツフィッシングの対象にもなっています。

マグロが今のように人気になる前はカジキのほうが食べられていて、今でも地方によってはマグロといえばマカジキを指したりします。
身肉の色が白いので、シーチキンの原料にもなっている魚です。

マカジキ

別称・方言
ハイハゲ(宮城)・ナイランボウ(千葉)・マザラ(神奈川)・マゲ(鹿児島)・サシ、サス(石川・富山)・シウトメ(三重・和歌山)・ハイせ(島根)・カジキトウシ(高知)・アチヌイグ、チールグワー(沖縄)

名前の由来
マカジキという名前の由来は、カジキ類の代表種としてをつけて呼んだことからです。

特徴
マカジキは、マカジキ科の海水魚であり、南日本・インド、西太平洋域の外洋域に広く分布しています。

体長約3mに達し、熱帯から温帯海域の表層を単独で回遊し、南日本には黒潮にのって夏に現れ、秋に南下していきます。
おもに魚類や頭足類を食べていて、産卵期は初夏になります。

カジキ類の中では最高級品として高値で取引されています。

メカジキ

別称・方言
ダクダ(千葉)・メサラ(神奈川)・イザス(富山県氷見・新湊・四方)・シウトメ(三重・和歌山)・クダマキ(高知市)・イオ(熊本・壱岐)・アンダアチ(沖縄)

特徴
メカジキは、メカジキ科の海水魚であり、世界各地の温帯から熱帯の海域に分布しています。

全長4~5m・体重500kgに達し、外洋域の表・中層で生活し、おもに浮遊性魚類を捕食しています。
外洋における食物連鎖の頂点であり、赤道付近の海域では周年にわたり産卵しています。

肉はカジキ類の中では最も白くやわらかいですが、日本ではそれほど好まれず、缶詰や冷凍品が輸出されています。

カジキの旬

旬のカレンダー
カジキの旬
カジキの旬は11~2月になります。

カジキの産地

カジキは、三陸沖や伊豆諸島近海などで漁獲されています。
世界全体の漁獲量は約13万トンであり、そのうち半分強の7万トンがメカジキ・残りがマカジキ類になります。

店頭には切り身で並べられることがほとんどであり、全国に流通しているのは一般的に脂肪の多いメカジキになります。

カジキの上手な選び方

  • 身に弾力があるもの。
  • 身は淡いピンクか白色でありツヤがあるもの。
  • 血合いの部分が鮮やかなもの。
  • 切り身のカドが崩れているものは鮮度が落ちています。
  • 切り口が緑色に光っているものは避けたほうがいいです。

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カジキの栄養

カジキの調理法カジキには、良質なたんぱく質が豊富に含まれていて、なかでも体内で必要な量が合成できない必須アミノ酸を含んでいます。
たんぱく質は、細胞の材料となりますが、髪や皮膚・血液などからだを構成する重要な栄養素になります。
筋肉の維持・増強が必要な、育ち盛りの子どもやアスリートには欠かせないものになります。

ビタミンDが豊富に含まれていて、骨や歯を作り骨粗しょう症を防ぐ効果が期待できます。
ビタミンEが豊富に含まれていて、血行をよくするはたらきがあるので、冷え性を改善する効果が期待できます。

カリウムが豊富に含まれていて、体内の余分な塩分を排出してくれますので、高血圧や動脈硬化の予防に対する効果が期待できます。
糖質や脂質の代謝を促進するナイアシンが豊富に含まれいて、アルコールを分解する酵素をたすける働きがあるため、二日酔いの予防に対して有効とされています。

この他、ビタミンB1やビタミンB6・パントテン酸なども含まれています。

カジキの主な効能

高血圧の予防、改善・二日酔いの予防・丈夫な骨の形成・疲労回復

カジキの主な栄養成分

ビタミンB1・ビタミンB6・ビタミンD・ビタミンE・カリウム・ナイアシン・パントテン酸

カジキの食べ方

カジキは、調理がしやすく淡白で食べやすいのが特徴であり、刺身はもちろん、塩焼きや照り焼きなどさまざまな料理に適した魚になります。
また、みそ汁や粕漬けにすると、ごはんのおかずにピッタリであり、新鮮なものはやわらかく、生食に向いていて、刺身や海鮮丼にすると美味しいです。

火を通しすぎるとパサッとしてしまうので、短時間で調理したほうがいいです。
フライパンでソテーをする場合は、表面を高熱で焼き、内部はレアの状態にし、余熱で火を通すといいです。

カジキのカロリー(kcal)と食品成分

エネルギー(カロリー)

廃棄率

水分

ナトリウム

115kcal

0%

73.8g

65mg

カリウム

カルシウム

マグネシウム

リン

380mg

5mg

35mg

270mg

亜鉛

マンガン

0.6mg

0.6mg

0.04mg

0.01mg

ヨウ素

セレン

モリブデン

ビタミンE

11μg

55μg

0

1.2mg

ビタミンB1

ビタミンB2

ナイアシン

ビタミンB6

0.09mg

0.07mg

10.4mg

0.44mg

葉酸

パントテン酸

ビオチン

ビタミンC

5μg

1.25mg

13.1μg

2mg

※ 可食部(食べられる部分)100gあたりの数値

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