銅の効果・効能や多く含む食べ物とは!?

銅の効果・効能

ヘモグロビンの合成

ビタミン銅は、鉄とのかかわりが深く、腸からの鉄の吸収をよくするミネラルになります。
もともと鉄は、腸からの吸収が悪いミネラルだけに、吸収をたすける銅の存在は重要だといえます。

赤血球にあるヘモグロビンは、体中の組織に酸素を運ぶ運搬係であり、血液に赤い色素をつける血色素でもあります。
鉄は、ヘモグロビンの大切な構成要素なのですが、消化管から吸収された鉄はそのままではヘモグロビンの合成に利用できません。
そこで、銅を積み込んだセルロプラスミンというたんぱく質が、鉄をヘモグロビンの合成に利用できる形に変えています。

銅が不足するとヘモグロビンがうまく合成できず、ヘモグロビンの量が減ったり、赤血球が小さくなって貧血になってしまいます。
貧血の多くは鉄欠乏性貧血ですが、鉄が充分にあっても銅がないとやはり貧血になります。

メラニン色素を生成

銅が不足した時にあらわれる症状に、髪や皮膚の色が抜け落ちる脱色があります。
脱色するわけは、メラニン色素をつくる時に必要な酵素(チロシナーズ)に銅が欠かせないからになります。

骨や血管壁を強化する

銅を包む酵素には、骨や血管壁を強化するコラーゲンやエラステンの生成に効果があります。
骨がスカスカになる骨粗しょう症や、血管壁がもろくなっておこる動脈硬化や動脈瘤(どうみゃくりゅう)を防ぐのに、銅も活躍しています。

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銅の過剰・不足

過剰

特になし

※ 通常の食生活では過剰症は起こりませんが、銅鍋での酸性食品の扱いには注意が必要です。

銅の容器に酸性飲料を入れっぱなしにし、それを飲んだために急性中毒をおこした例があります。 
この場合、銅が高濃度に溶け出た飲料200mlを飲んで、20mgの銅を摂取しています。

不足

鉄欠乏性貧血・毛髪異常・発育障害・皮膚の色が抜け落ちる・動悸、息切れ・心臓、血管が弱くなる・骨粗しょう症、慢性関節リウマチを起こしやすい

※ 通常の食生活で不足になることはまずありません。

こんな人におススメ

貧血ぎみ・骨が弱い・発育期の子供・動脈硬化、骨粗しょう症の人、慢性関節リウマチを予防したい人

※ 銅は、牛・豚・鶏などのレバーや魚介類などに多く含まれていて、植物性の食品にはほとんど含まれていません。

銅を含むおもな食べ物(単位 mg)

イイダコ(1切 40g)

シャコ(1切 30g)

桜エビ・干(10g)

1.18

1.04

0.33

ソラマメ・乾(50g)

ダイズ・乾(50g)

カシューナッツ・フライ(20粒 30g)

0.60

0.49

0.57

アーモンド・乾(20粒 28g)

ピスタチオ(20粒 24g)

アボカド(70g)

0.38

0.28

0.20

※ 五訂増補 日本食品標準成分表 参照
 

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