オリーブオイルの栄養や効果・効能

オリーブオイルの栄養

オリーブオイルの栄養オリーブオイルの主成分はオレイン酸とリノール酸であり、ほかにはパルミチン酸などが含まれています。
さらには、β-カロテンやポリフェノールなどの微量成分が含まれています。
オリーブオイルはオレイン酸を主成分としているので、酸化しにくいオイルになります。

オリーブオイルは、化学的な処理を一切せずにつくるため、オリーブの実の栄養分がそのまま摂取でき、風味や香りもよく、もっとも酸度の低いオイルです。
実が青いうちに摘む早摘みオイルは渋味がありますが、実が完熟してから搾られたオイルはマイルドな味わいになります。

オレイン酸の効果

オレイン酸オリーブオイルの成分の7割以上が、オレイン酸(一価不飽和脂肪酸)です。
オリーブオイルがヘルシーといわれる理由のひとつに、オレイン酸が豊富に含まれていることがあげられます。

オレイン酸には、高血圧や心臓病、動脈硬化などの原因である血中の悪玉コレステロールを下げる働きや、消化吸収を助ける働きがあり、胃もたれしにくいです。
また、オレイン酸は小腸で吸収されにくく、腸を刺激して排便を促すことから、便秘の予防や改善にも効果的といわれています。

微量成分の効果

ポリフェノールオリーブオイルは約99%の脂肪酸と、約1%のその他の物質(不酸化物質という)でできています。
1%のなかには200種以上もの微量成分が含まれていて、からだに有効な成分や、オリーブオイルの味や香りや色を特徴づける成分などがあります。

そのなかでもとくに効果があるのが、赤ワインや緑茶の成分としてよく知られているポリフェノールです。
オリーブオイルを飲むと苦味や渋味を感じますが、これがポリフェノールという成分になります。

ポリフェノールには、活性酸素からからだを守る抗酸化物質としての働きがあります。
活性酸素は、たばこや食品添加物・紫外線・ストレスなどさまざまな要因で体内に大量発生する毒性の高い酸素のことです。
これがからだに悪い影響を与え、さまざまな病気を引き起こすとされています。
こうした活性酸素をやっつける力を抗酸化力といい、ポリフェノールはこの作用が強い物質なのです。

また、ポリフェノールには、胃がんの原因といわれるピロリ菌の増殖をおさえる働きや、心臓や血管の病気を予防する効果があるといわれています。
この他、ポリフェノールは、アドレナリンの分泌を促し、交感神経を刺激して、脂肪燃焼を促す作用があるとされています。

ただし、ポリフェノールが含まれているのは、化学的処理をおこなわない方法で製造されたエキストラヴァージンオリーブオイルです。
これらの効果を得るためには、エキストラヴァージン・オリーブオイルを選ぶことが必要になります。

オリーブオイルの健康効果

オリーブオイルと食事日本人の食生活は、戦後において大きく変化しました。
昔は、米やみそ汁、野菜や魚といったメニューが中心でしたが、現代では動物性たんぱく質や、脂肪を多くとるようになっています。
こうした食事は、太りやすくなるだけでなく、便秘や腸の病気が増える原因になっています。

オリーブオイルには、β-カロテン、クロロフィル、ポリフェノール、ビタミンD、E、Kなど300種類以上の微量成分が含まれています。
悪玉コレステロール値を下げて、善玉コレステロール値を正常に保つなど、からだを健康な状態に導いてくれます。
また、ダイエットや美肌・糖尿病や動脈硬化の予防などの効果があり、病気を予防する健康的なからだづくりに効果的です。

オリーブオイルなら胃に負担もかからず、どんな料理にも合うので、手軽に使用しながら体質改善をすることができます。

オリーブオイルは美肌になる

オリーブオイルと美肌油は人にとって大切な栄養源であり、油の主成分である脂肪酸は、活動のエネルギーになるだけでなく細胞膜の原料にもなります。
細胞膜は細胞が必要とする栄養を取り込んだり、不要なものを排泄したりするため、細胞膜の状態がよくないと美肌はつくれません。
しかも、油抜きの食生活を続けると、肌や髪がカサカサしてうるおいがなくなるなど、美容面でもデメリットが多いです。

また、老化には、体内で発生する毒性の強い活性酸素が原因のひとつであり、女性が気になる肌のシミやシワも、活性酸素が関係しています。
オリーブオイルには、美容の大敵であるこの活性酸素を消し去る抗酸化物質が豊富に含まれていて、オリーブオイルを使った化粧品もあるほどです。

抗酸化物質には、ビタミンEやポリフェノールなどがあります。
ビタミンEはさまざまな植物油に含まれていますが、ポリフェノールが多く含まれているのはエキストラバージンオリーブオイルだけになります。

オリーブオイルで便秘が治る

オリーブオイルと便秘オリーブオイルに含まれるオレイン酸は、小腸に吸収されにくく、小腸の外に分泌されにくいという特徴があります。
このため、大腸まで成分が届き、腸を刺激して排便がスムーズに行われるため、便秘予防になります。
また、オレイン酸は便秘の原因となる悪玉菌を増やさず、善玉菌を正常に保つ働きがあるといわれています。

多めのオリーブオイルをとりながら、水をたっぷり飲むようにすると便通が促されます。
食物繊維が豊富な野菜に、オリーブオイルをかけてサラダなどにして食べると、便秘解消に効果的なメニューになります。

オリーブオイルは、地中海地域を中心に昔から便秘解消の薬としても使われてきました。
イタリアでは、現在でも子どもの便秘予防にスプーン1杯のオリーブオイルを飲ませるそうです。

オリーブオイルとダイエット

オリーブオイルとダイエットオリーブオイルに含まれているオレイン酸には、からだに有効なさまざまな働きがありますが、その中の一つに、脂肪代謝を活性化させ、中性脂肪をつきにくくする働きがあります。
こうした働きがあるので、オリーブオイルを摂取しているだけでダイエットに対する効果が期待できます。

本来ダイエットとは、健康的なからだを維持するためのものであり、期間限定で無理に実行するのではなく、長く続けられるものでなければなりません。
たしかに、極端に食べる量を減らしたり、決まった食材を食べ続けたりするダイエットでも、体重を減らすことはできます。
けれども、そうしたダイエットでは、減った体重を維持することは難しく、ほとんどの場合がリバウンドしてしまいます。

リバウンドを防ぐためには、食べる量よりも、内容を見直したダイエットが大切なのです。
食事を美味しく楽しみながら、きれいにやせられるダイエット法がありますが、それがオリーブオイルダイエットです。

オリーブオイルダイエットは、食事の油をオリーブオイルに替えるだけであり、食事量を減らす必要はありません
美味しく食べ続けられるダイエットですから、リバウンドの心配がなく、無理な食事制限をして空腹をがまんすることも、特別な運動をする必要もありません。

オリーブオイルダイエットのやり方

オリーブオイルとサラダオリーブオイルダイエットのやり方は簡単です。
炒めものや揚げものなどの油をオリーブオイルに変えたり、味つけに使うためのドレッシングやマヨネーズなどをオリーブオイルに替えるだけです。

毎日大さじ1.5杯~2杯(約20~30ml)のオリーブオイルをとるとよく、オリーブオイルでドレッシングを手作りしたり、パンやごはんにオイルをつけて食べるのもおススメです。

ダイエットのためには、動物性脂肪や油が多い加工品などはなるべく控えて、オリーブオイルを使った手作りメニューに切り替えるといいです。
また、オリーブオイルは、食事の前の空腹時に摂取すると満腹中枢が刺激され、食欲が減退するといわれていますので、ダイエット効果が期待できます。

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