セロリの特徴とは?種類や旬・栄養なども紹介♪

セロリ

セロリの特徴

セロリは、ヨーロッパや西アジア・インドなどが原産であり、紀元前から薬用・におい消しなどに利用されていました。
また、古代ギリシャやローマでは、整腸剤や強壮剤として利用されていたらしいです。

セロリは、16~17世紀ごろに野菜としての栽培が始まり、ヨーロッパやアメリカに広がりました。
日本へは加藤清正が持ち帰ったという説がありますが、当初は強い香りを好まない日本人にはなかなか受け入れられませんでした。
一般に普及したのは戦後のことであり、クセの少ない品種が輸入されてから定着するようになりました。
現在日本で栽培されているのは、ほとんどがアメリカで作られた品種をもとにしていて、世界から上質なものとして評価されています。

フランス料理では、肉や魚介類の臭みを消すためのブーケガルニ(香草の束という意味)のひとつとして、他のハーブとともに料理のベースとして使われています。

セロリの種類

ホワイトセロリ
水耕栽培でつくられた白い小型のセロリです。
通常のものに比べて香りが弱く、筋もないので食べやすいです。
グリーンセロリ
アメリカで主流のセロリであり、香りが強く根元まで緑色をしています。
日本ではこれを改良したミニセロリが出まわっています。
根セロリ
セルリアックともいい、畑に生えている姿は一見普通のセロリですが、掘ってみると根は大きなカブのようになります。
サラダやシチューなどに使われています。
スープセロリ
中国のセロリで、茎は白いほど甘みがあり、スープに散らしたり生でサラダや薬味にすると美味しいです。

セロリの旬

旬のカレンダー
セロリの旬
セロリは、市場においては一年中出回っていますが、産地によって旬は異なっています。
最も出荷の多い県などから判断すると、旬は11月~3月になります。

セロリの産地

セロリの産地は、長野県や静岡県などであり、夏から秋は長野県から、冬から春には静岡県などから出荷されています。

セロリの上手な選び方

  • 茎が太く肉厚であるもの。
  • 香りが強く、葉にハリがありみずみずしいもの。
  • 茎(ヘラ)がきれいな白色をしているものが、甘みとやわらかさを兼ね備えています。
  • 筋がくっきり出ているものは、シャキシャキとした歯ごたえを楽しむことができます。
  • 切り口に白い斑点が出ているものは、鮮度が落ちている証拠であり、古くなると水分が減って中がスカスカになります。

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セロリの栄養と効能

セロリセロリは、独特の強い香りがあり、シャキシャキした歯ごたえを持ち、ビタミンB群やビタミンC・β-カロテン・カリウムなどが含まれている野菜になります。
特にミネラルの含有量は野菜の中でも多くなっています。

セロリに含まれている栄養素には、主に以下のようなものがあります。

アピイン・セネリン

セロリ特有の香りであるアピインセネリンは、神経系統に働いてイライラを抑える作用や、胃液の分泌を促進し、食欲を高める効果などが期待できます。
アピインは、頭痛・生理痛・更年期の不快症状をやわらげるなどの働きもあるとされています。

β-カロテン

葉の部分には、β-カロテンが豊富に含まれていて、抗酸化作用が高く生活習慣病やがんの予防に対して有効とされています。
油で調理するとβ-カロテンの吸収率がアップしますが、葉は繊維がかたいので、細かく刻んだ後、炒めたり天ぷらなどにするといいです。

食物繊維・メチオニン・カルシウム

茎には、食物繊維メチオニン・カルシウムが含まれています。

食物繊維は、血糖値やコレステロール値を改善し、便秘や糖尿病の予防に対する効果が期待できます。
メチオニンは、肝臓の働きを活性化させる効果が期待できるため、二日酔いの時に食べると症状を緩和してくれる効果が期待できます。
カルシウムは、歯や骨を強化し、骨粗しょう症の予防に対して有効とされています。

ビタミンB1・ビタミンB2・ピラジン

葉の部分には、疲労回復効果のあるビタミンB1や細胞の再生を促し粘膜を保護するビタミンB2が含まれています。
また、香り成分のピラジンが含まれていて、血栓を防ぎ、血液をサラサラにする作用があるとされています。

カリウム

利尿作用がありむくみや高血圧などに有効とされている成分のカリウムが含まれています。
カリウムは、水溶性であり煮た時の損失は30%といわれてますので、カリウムを効率よく摂りたいときは、生食か煮汁ごと食べられる料理にするといいです。

その他

ビタミンUが含まれていて、胃腸の粘膜の新陳代謝を促進し、修復する働きがあるとされています。

セロリの主な効能

便秘解消・食欲増進・疲労回復・肝臓病予防・がん予防・抗ストレス作用・高血圧の予防、改善・むくみ解消

セロリの主な栄養成分

ビタミンC・β-カロテン・カリウム・アピイン・セネリン・食物繊維・メチオニン

セロリの栄養を強化する食べ合わせ

セロリ+パプリカ・カリフラワー・ブロッコリー

セロリに含まれているイライラを抑える香り成分は、同じく抗ストレス作用に優れているビタミンCやカルシウムを含む食材といっしょに摂取すると、より効果がアップします。

セロリ+牛肉

セロリは、赤血球の産生を助ける葉酸を含んでいます。
鉄が豊富な牛肉といっしょに摂ると、赤血球を増やすので、貧血の予防・改善に対する効果が期待できます。

セロリ+豆類

セロリと豆にともに含まれている食物繊維は、糖の吸収を穏やかにしますので、糖尿病の予防に対しての効果が期待できます。

セロリ+牛乳

ビタミンや食物繊維を含むセロリと、牛乳の良質なたんぱく質をプラスすれば、栄養バランスがアップし、生活習慣病を予防する効果が期待できます。

セロリ+アサリ

セロリに含まれているビタミンCは、アサリの鉄の吸収を助ける作用があります。
また、美しい髪の維持にも役立つとされています。

セロリのカロリー(kcal)と糖質

セロリのカロリーは15kcal、糖質は2.1gになります。(※ 可食部100gあたり)
セロリ1本(65g)のカロリーは10kcalになります。
カロリーは低いので、ダイエットには向いている野菜といえます。

他の野菜類のカロリーや糖質は以下のようになっていますが、他の野菜類と比べるとカロリーはほぼ同じくらいで、糖質は少し多くなっています。

  • アスパラガス・・・22kcal・2.1g
  • オクラ・・・30kcal・1.6g
  • ゴーヤ・・・17kcal・1.3g
  • ミョウガ・・・12kcal・0.5g
  • トウガン・・・16kcal・2.5g

    

セロリの食べ方

セロリの調理法セロリは、サラダやクリーム煮・炒めものなどによく使われていますが、スープを作る時に少し入れると香りがよくなり美味しいです。

葉はあまり食べられていませんが、ミネラルやビタミンが多く含まれているので食べたほうがよく、チャーハンバター炒めにすると美味しいです。
残った茎や葉などは、ニンジンや大根などの残り野菜と即席ピクルスにすると、栄養豊富な食べ物になります。
また、お茶パックに入れると手軽なブーケガルニにすることができ、カレーやシチューのダシに利用できます。

セロリは、焼くことによってよりその効能が高まります。
焼くことで出てくるフェノールカルボン酸には、強い抗酸化作用があり、がんを予防する効果が期待できます。

調理のポイント
セロリは、食感が命であり、使う前に茎や葉を冷水に少し入れておくとシャキッとして食感がよくなります。
筋が気になる場合は包丁で端からそぐか、ピーラーで取り除くとよく、よく洗い表面のすじを取り、棒状に切ってスティック野菜にすると手軽に食べることができます。

魚介類や肉との相性がよく、一緒に炒めると臭みを消してうま味を引き出しますが、炒めものにする場合は、歯触りや食感を損なわいようあまり炒めすぎないことがポイントになります。

セロリの保存法

セロリは、葉から水分が失われるので、葉と茎を切り離してそれぞれ新聞紙で包み、ポリ袋に入れると冷蔵庫で保存できますが、なるべく早めに食べたほうがいいです。

 

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