ゴーヤのカロリー(kcal)と糖質
ゴーヤのカロリーは17kcal、糖質は1.3g。(※ 可食部100gあたり)
ゴーヤ1本(210g)のカロリーは36kcalになります。
カロリーは低いので、ダイエットに向いている食材といえます。
他の野菜類のカロリーや糖質は、以下のようになっています。
- オクラ・・・30kcal・1.6g
- ズッキーニ・・・14kcal・1.5g
- セロリ・・・15kcal・2.1g
- ミョウガ・・・12kcal・0.5g
- トウガン・・・16kcal・2.5g
他の野菜類と比べると、カロリーは同じくらいで、糖質は少し低くなっています。
ゴーヤの栄養と効果
ゴーヤは、さわやかな苦みが食欲を刺激して胃の働きを助けるので、食が細くなる夏場の栄養補給にはうってつけの野菜といえます。
ゴーヤに含まれている栄養素には主に以下のようなものがあります。
モモルデシン・チャランチン
ゴーヤの苦味成分は、モモルデシンやチャランチンといわれるもの。
食欲を増進させるだけではなく、血糖値を下げ、ストレス性の胃潰瘍や十二指腸潰瘍などを予防する働きが期待できます。
また、モモルデシンは、肝機能を高めて血糖値を下げたり・抗酸化物質としてがん予防にも有効とされています。
ビタミンC
トマトやきゅうりの約5倍ほどのビタミンCが含まれていて、皮が厚いので、加熱しても壊れにくいのが特徴になります。
免疫力をアップする効果や、紫外線によるメラニン色素の生成を防ぐ働きのほか、がんや老化の抑制効果を高めたり、ストレスの軽減に対して有効とされています。
さらに、コラーゲンの生成を高めるので、たるみの無い健康な肌への期待もできます。
ワタには、果肉の1.2倍ほどのビタミンCが含まれています。
苦みも少ないので、積極的に食べたほうがいいです。
食物繊維
食物繊維が含まれていて、コレステロールの吸収を抑えるので、便秘の解消に期待ができます。
また、モモルデシンとの相乗効果で、老廃物の排出に役立つとされています。
β-カロテン
β-カロテンが含まれていて、ビタミンCの働きを活発にしてくれます。
夏バテや疲労回復・老化予防・美肌効果などが期待できます。
β-カロテンは脂溶性であり、油を使った炒めものなどの調理がおすすめです。
その他
ナトリウムの排出を促すカリウムが含まれています。
体内の水分バランスを失いやすい夏場において貴重な成分です。
ゴーヤの主な効果
動脈硬化の予防・肝機能強化・健胃効果・血糖値低下・がん予防・疲労回復・老化防止・夏バテ防止
ゴーヤの主な栄養成分
カリウム・ビタミンC・カルシウム・マグネシウム・モモルデシン・β-カロテン・食物繊維
ゴーヤの栄養を強化する食べ合わせ
ゴーヤ+鶏肉
ゴーヤに含まれているビタミンCが、鶏肉のたんぱく質からのコラーゲン生成を助けるので、疲労回復に対する効果が期待できます。
ゴーヤ+卵
ゴーヤと卵には、糖質をエネルギーに変えるビタミンB1が含まれています。
いっしょに摂ることで代謝が促されるので、夏バテを解消する効果に期待ができます。
ゴーヤ+ゴマ・カシューナッツ
ビタミンEを豊富に含んでいるゴマやカシューナッツといっしょに摂取すると、老化抑制や美肌作りに対する効果が期待できます。
ゴーヤ+キノコ
免疫細胞の力を高めるβ-グルカンをはじめ、ビタミンB2やビタミンDなどが豊富に含まれているキノコといっしょに食べると、ゴーヤに足りないビタミン類が増えるので、栄養バランスがアップします。
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