クレソンのカロリー(kcal・1束)と糖質
クレソンのカロリーは10kcal・糖質は0.0g。(※可食部100gあたり)
クレソン1束(25g)のカロリーは3kcalになります。
カロリーは低いので、ダイエットに向いている食材といえます。
また、他の野菜類のカロリーや糖質は、以下のようになっています。
- ミズナ・・・23kcal・1.8g
- モロヘイヤ・・・38kcal・0.4g
- ハクサイ・・・14kcal・1.9g
- ミツバ・・・13kcal・0.6g
- ナノハナ・・・33kcal・1.6g
比較すると、カロリーや糖質は低くなっています。
クレソンの栄養と効果
クレソンはミネラルが豊富であり、生活習慣病や貧血の予防効果に期待ができます。
クレソンが持っている各種ミネラルが、からだのバランスを調整してくれるので、貧血気味の人や肉食が多い人は、クレソンを積極的に摂ることをおすすめします。
クレソンに含まれている栄養素には、主に以下のようなものがあります。
シニグリン
クレソンのピリッとした辛味はシニグリンといい、食欲増進や消化促進の効果が期待でき、食べた後の胃もたれを防ぐはたらきがあります。
殺菌効果があるため口臭予防にもなりますし、頭皮の血行をよくしてくれるので、薄毛予防も期待できます。
クレソンは、肉類の付け合わせとして食べられることが多いですが、シニグリンは、食べ物の消化吸収を促進する効果もあるので、理にかなっているといえます。
ビタミンC
ビタミンCが豊富に含まれていて、抗ストレス作用やコラーゲンの生成作用があります。
また、クレソンに豊富に含まれている鉄の吸収を促進するはたらきがあり、摂取しにくいとされる鉄を効率的に取り込むことができます。
イソチオシアネート
独特の辛み成分であるイソチオシアネートが含まれていて、アンチエイジング効果が期待できます。
これは、大根おろしなどに含まれている成分と同じもので、消化を助けるはたらきや、食べ物を傷みにくくする防腐作用もあります。
その他
β-カロテンの含有量は、緑黄色野菜の中でもトップクラスであり、油といっしょに調理することで、より効率的に摂取することができます。
ビタミンKやカルシウムが豊富に含まれていて、骨粗しょう症の予防に対する効果が期待できます。
むくみ防止に役立つカリウムが豊富に含まれています。
クレソンの主な効果
抗酸化作用・貧血予防・消化促進・強壮効果・食欲増進・動脈硬化の予防・抗ストレス作用
クレソンの主な栄養成分
β-カロテン・ビタミンB6・ビタミンC・ビタミンK・カルシウム・鉄・リン・シニグリン・食物繊維
クレソンの栄養を強化する食べ合わせ
クレソン+アボカド
β-カロテンやビタミンCが豊富に含まれているクレソンと、ビタミンEが豊富に含まれているアボカドを合わせると、高い抗酸化作用が期待できます。
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