梨のカロリーと糖質
【カロリー】43kcal・可食部100g当たり
【糖質】10.4g
梨(1個)のカロリー
【カロリー】110kcal・255g
梨のカロリー一覧
名称 | 内容量 | カロリー |
西洋梨 | 可食部100g当たり | 54kcal |
20世紀梨 | 1個 | 110kcal |
豊水 | 1個 | 128kcal |
幸水 | 1個 | 110kcal |
新高 | 1個 | 180kcal |
サクレの梨 | 1個(200ml)当たり | 113kcal |
果物専科 梨ゼリー(たらみ) | 1カップ(185g)当たり | 127kcal |
野菜生活100 日田梨ミックス(カゴメ ) | 195ml | 81kcal |
梨のドライフルーツ | 100g当たり | 323kcal |
洋梨の缶詰 | 100g当たり | 85kcal |
洋梨のコンポート | 1人前 | 91kcal |
梨のカスタードパイ | 1人前 | 165kcal |
洋なしのタルト | 1人前 | 324kcal |
ガリガリ君 梨 | 1食 | 62kcal |
パピコ 梨(グリコ) | 1食 | 81kcal |
梨と他の果物類のカロリー比較(可食部100g当たり)
他の果物類のカロリーは、以下のようになっています。
86kcal |
187kcal |
51kcal |
28kcal |
21kcal |
40kcal |
40kcal |
38kcal |
イチゴ |
|||
34kcal |
54kcal |
59kcal |
38kcal |
64kcal |
54kcal |
60kcal |
49kcal |
ブルーベリー |
メロン |
||
37kcal |
49kcal |
42kcal |
60kcal |
45kcal |
53kcal |
39kcal |
61kcal |
梨は43kcalなので、比較すると、カロリーは平均くらいになっています。
梨の栄養と効果
梨は、食べやすく、吸収のよいエネルギー源になるので、運動後や体力低下時・朝の栄養補給・疲労回復などにおすすめ。
成分の約90%が水分で利尿作用があり、からだのほてりを冷まし、口の渇きをいやしてくれます。
また、高熱による脱水症状を緩和する働きもあり、発熱や暑気あたり・日射病の改善にも有効とされています。
梨に含まれている栄養素には、主に以下のようなものがあります。
プロテアーゼ
たんぱく質を分解する酵素のプロテアーゼが含まれていて、肉類の消化を助ける働きがあります。
肉料理に不足しがちな食物繊維が補えるので、口直しにデザートとして食べるといいでしょう。
ただ、からだを冷やす作用があるので、産後や冷え症の人の多食は避けたほうが無難です。
サポニン
梨に含まれるサポニンは、喉の炎症や咳を鎮めるのに有効といわれていて、漢方では風邪に処方されています。
また、抗酸化によるアンチエイジングにも有効です。
その他
梨特有の清涼感のある甘みのもとは、甘味料としても使われるソルビトール。
整腸作用があるので、腸の健康保持に役立ちます。
クエン酸やリンゴ酸・アスパラギン酸が含まれていて、疲労回復に対する効果が期待できます。
カリウムが豊富に含まれていて、体内の余分な水分と塩分を排出し、高血圧やむくみによる冷えを改善します。
排出した水分も補えるので、一石二鳥です。
フラボノイドであるエピカテキンが含まれていて、血管を動脈硬化から守る作用が期待できます。
梨には、ザラザラとした独特の食感がありますが、これは、石細胞(せきさいぼう)という果肉の細胞壁によるもの。
その細胞内に、リグニンやペントザンなど、難消化性の食物繊維が含まれています。
消化されにくく腸を刺激するため、便秘の予防や改善に役立ちます。
糖尿病や暑気あたりの口渇には、梨の薄切りを冷水に半日ほど漬け、ひたし汁ごと飲むと良いといわれています。
声がよく出ない時、せきとたんには搾り汁でうがいをすると効果的になります。
梨の主な効果
高血圧の予防や改善・疲労回復・整腸作用・消化促進
梨の主な栄養成分
食物繊維・プロテアーゼ・クエン酸・リンゴ酸・カリウム・サポニン・ソルビトール・アスパラギン酸・エピカテキン
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