ぶどうの特徴とは?種類や旬・産地なども紹介

ブドウの栄養

ぶどうの特徴

ぶどうは、約5000年以上前から栽培されている歴史が古い果物。

古代エジプトの古墳の天井には、今も残る見事なぶどうの壁画が描かれています。

品種は1万もあるとされていて、世界中で最も多く栽培されている果物になります。

生産量の約8割がワインの原料に使用されていますが、日本では約9割が生食用として食べられています。

 
ぶどうは、ツルに近い部分のほうが甘みが強いので、下から上へ食べていくと最後まで美味しいです。

日本料理では甘酢であえたり、丸のまま天ぷらなどにしますが、西洋料理では肉料理のソースにしたり、中国料理の杏仁豆腐に使われたりします。

 
ぶどうの代表的な成分であるポリフェノールは、主に皮とタネの部分に集中して含まれています。

ただし、粒が大きいぶどうの皮やタネを生で食べるのは、消化が良くないのであまりおすすめできません。

そこで、ミキサーやフードプロセッサーなどを使いジュースにして飲むと、栄養分を効率よく摂取することができます。

 
ぶどうは、生で食べるのが一般的ですが、フルーツサラダやちょっとした材料のトッピングとしても美味しく食べることができます。

また、ジャムやソースにして料理に使用したり、ジュースにするなど、利用方法もさまざまです。

タネと皮を除いたぶどうに、好みで砂糖を加えてから煮て、ゼリーやアイスクリームにしても美味しいです。

ぶどうの皮に付着している白い粉はなに?
ぶどうの粒を見ると白い粉がついてることがあります。

白い粉の正体はブルーム(果粉)と呼ばれるものであり、実から出る成分が粉になったもの。

ブルームは食べ頃と新鮮さを表しているのと、水分の蒸発を防いでうまみを守ってくれています。

種なしぶどう

ぶどうの花が咲く頃、植物生長ホルモンで種をできなくしたものが、種なしぶどうになります。

種を誤飲する心配がないので、小さなお子様でも安心して食べることができます。

山ぶどう

山ぶどうは、普通のぶどうよりポリフェノールや鉄分が豊富。

しかし、酸味が強いため、ジュースや果実酒・ジャムなどに加工されることが多いです。

干しぶどう

干しぶどうは、別名をレーズンといい、ぶどうを乾燥させたもの。

ビタミンやミネラル・食物繊維等が豊富に含まれていて、サラダやパン・菓子等に入れたり、そのまま食べたりします。

 
干しぶどうは、生の果実に比べて、鉄やカルシウムなどの含有量が5~10倍にも増加します。

貧血を防いだり、骨を強くしたり、便秘解消に効果的だとされています。

ぶどうの種類

巨峰
ぶどうの王様と評されている品種。

1粒は10~15gと大きく、果皮はむきやすい。

果肉は歯ごたえがあり、酸味はひかえめで多汁であり、甘みたっぷりです。

デラウェア
日本人になじみが深い、小粒のタネなし品種。

甘みがとても強く、果汁もたっぷりあります。

キングデラ
外観はデラウエアに似ていますが、果粒は大きく、甘みはかなり強い。

希少な品種であり、贈答用として人気があります。

ピオーネ
マスカット系のさわやかな風味をもち、粒が大きく、ほどよい甘さと酸味で人気。
シャインマスカット
大粒で甘みがたっぷり。

果皮は薄くてやわらかく、皮ごと食べられる手軽さがあります。

ロザリオビアンコ
白色ヨーロッパ品種であり、糖度がとても高く酸味は少ない。

皮がむきにくいですが、皮ごとでも食べられます。

アレキサンドリア
ヨーロッパで好まれている、マスカットの代表的品種。

さわやかな香りがあり、生食のほか、レーズンやワインなどの加工にも使われています。

藤稔(ふじみのり)
神奈川県で誕生した品種。

ぶどうでは最大級といわれ、1粒約20g、大きいものは32gにもなります。

赤嶺(せきれい)
鮮やかな赤紫に色づく品種。

サクサクした歯ごたえで、濃厚かつ上品な甘みがあります。

ナガノパープル
長野県のオリジナル品種。

丸ごと食べられる大粒のぶどうとして人気が出ています。

瀬戸ジャイアンツ
皮が薄くて食べやすく、生産量は少ない。

糖度が高いことで知られる人気品種になっています。

グローコールマン
ロシア南部のコーカサス地方が原産地の品種。

贈答用として人気があります。

酸味と甘みがともにひかえめで、上品な味わいがあります。

オーロラブラック
岡山県のオリジナル品種。

特産品として人気が出ています。

1粒が14~17gと大粒で、ほどよい甘さがあります。

ルビーロマン
名前の通り、果皮はあざやかなルビー色をしています。

大粒で果汁がたっぷり詰まっていて、さわやかな甘みが魅力です。

安芸クイーン
巨峰並みに甘みがたっぷり詰まっていて、独特な香りがあります。
クイーンニーナ
肉質はかため。

歯ごたえがあり、酸味は弱く、濃厚な味わいがあります。

マニキュアフィンガー
山梨県で誕生した品種。

パリパリとした食感と歯ごたえがあり、リンゴのような風味です。

キャンベル・アーリー
甘みと酸味のバランスがよく、すっきりした味わいが特徴。
ナイアガラ
アメリカのニューヨークで誕生した品種。

独特の香りがあり、ジュースやワインに加工されています。

マスカット・ベリーA
新潟県で誕生した品種。

果皮はむきやすく、ほのかな香りと甘みが持ち味。

スチューベン
果粒は約5gと小さめ。

果皮は厚いがむきやすく、酸味が弱くて濃厚な甘さが感じられます。

甲州(こうしゅう)
果粒は4~5gで、豊かな香りと甘みがあります。

生食のほか、白ワインなどに使われています。

レッドグローブ
大粒で、皮ごと食べることができます。

マイルドな甘さと、パリパリした食感が特徴。

クリムゾン
果粒は小さめで、パリっとした食感が持ち味。

酸味がしっかり感じられます。

トンプソン・シードレス
アメリカで誕生した品種。

干しぶどうの材料に使われています。

肉質はかたく、さわやかな味わいがします。

オータムキング
しっかりした甘みがあるが、後味はさっぱりしていて、サクサクした歯ごたえが特徴。

ぶどうの旬

旬のカレンダー
ブドウの旬
品種や産地によって多少のズレはありますが、ぶどうの旬はだいたい8~9月になります。

ぶどうの産地

都道府県別収穫量(農林水産省 平成25年統計 参照)

山梨県
全国収穫の25.4%の構成比 48,200t
長野県
全国収穫の14.1%の構成比 26,800t
山形県
全国収穫の8.8%の構成比 16,600t

ぶどうで人気の品種は、1位:巨峰 2位:デラウェア 3位:ピオーネです。

近年では、皮ごとバリバリ食べることができる品種も登場しています。

各品種とも、雨よけのハウス栽培と露地栽培の両方を行っている場合がほとんどになります。

ぶどうの上手な選び方

  • 表面に白い粉(ブルーム)がついているもの。
  • 全体が均等に色づいているもの。
  • すき間なく実がついているもの。

ぶどうの保存法

ぶどうは、水分がついていると傷みやすいので、洗わずに保存するほうがいいでしょう。

ペーパーを敷いておくと、果肉からでた水分を吸収し、傷みを防ぐことができます。

1粒ずつ房から外し、密閉容器に入れると冷凍保存できます。

シャーベットやスムージーに利用することができるので、便利です。

 
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