エリンギの特徴
エリンギは、イタリアや南フランスなど地中海地方に自生していて、ヨーロッパではもともと人気のある食用キノコであり、フランス料理やイタリア料理などに使われる定番食材のひとつ。
セリ科植物(エリンジウム)の根などに自生することからこの名前がつけられており、肉質がしっかりしていて歯ごたえがあります。
日本には台湾から伝わり、ヨーロッパのものに比べて大きい品種が開発され、その後1990年代から人工栽培化が始まった比較的新しいキノコになります。
エリンギは、ポプラ等の樹木で原木栽培したり、おがくず培地で菌床栽培することで、近年普及し始めています。
火を通しても食感が損なわれず、アワビの歯ごたえに似ているので、白アワビタケとよばれることがあります。
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エリンギの旬
エリンギは、ほとんどが人口栽培によるものであり、1年中美味しく食べることができます。
エリンギの産地
都道府県別収穫量(農林水産省 平成24年統計 参照) |
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長野県 全国収穫の36.6%の構成比 13,961t |
新潟県 全国収穫の34.3%の構成比 13,089t |
広島県 全国収穫の7.1%の構成比 2,701t |
エリンギは、長野県と新潟県がそれぞれ3分の1ずつ生産していて、その他はかなり少なくなっています。
エリンギの上手な選び方
- 軸は太くて硬く弾力があるもの。
- 新鮮なほど、軸の白さが際立ち香りがあります。
- カサは薄い茶色で割れていなく、開きすぎていないもの。
- カサの裏側が変色しているものは、古いので避けたほうがいいです。