きのこのカロリー一覧と特徴・調理法

きのことは、大型の胞子組織を形成する菌類です。
日本は気候が温暖・多雨で、きのこの生育に適しており、その種類は400種にも達するとされています。
ただ、毒性を持つものも多く、見分け方はかなり難しくなっています。
その中で食用にされるのは約100種で、市場に出回るのは15種ほどになりますが、まつたけ以外のほとんどのきのこは人工栽培されており、季節に関係なく出回っています。

今回は、そんなきのこに関するカロリーや特徴・調理法などを紹介したいと思います。

 

えのきたけのカロリー

エノキタケ
【カロリー】
22キロカロリー(kcal・生)
22キロカロリー(kcal・ゆで)
58キロカロリー(kcal・油いため)
85キロカロリー(kcal・味付け瓶詰)

【えのきたけの特徴】
えのきたけは、キシメジ科で、別名「なめたけ」といいます。
ゆきのしたや広葉樹の枯れ木や切り株に発生します。
流通しているものの大部分は、おがくず等の培地で光を当てずに菌床栽培したもやし状態のもので、天然のものとは異なります。
天然のものや光を当てて栽培したものは、茶褐色や黄褐色になります。

調理法には、鍋物や和え物・炒め物・ボイル包み焼・瓶詰等があり、加熱するとぬめりがでます。
軸が密に重なり、かさが開ききっておらず、変色していないものを選ぶといいです。

きくらげのカロリー

【カロリー】
167キロカロリー(kcal・乾)
13キロカロリー(kcal・ゆで)

【きくらげの特徴】
きくらげは、キクラゲ科で、天然物は北方のクワやヤナギの枯れ木に発生します。
クリの木等に菌を植える原木栽培や、広葉樹のおがくず培地での菌床栽培がおこなわれています。
ビタミンDやカリウム・鉄・食物繊維などの栄養成分を含んでいます。

あらげきくらげのカロリー

【カロリー】
171キロカロリー(kcal・乾)
35キロカロリー(kcal・ゆで)
107キロカロリー(kcal・油炒め)

【あらげきくらげの特徴】
あらげきくらげは、キクラゲ科で、別名を「裏白きくらげ」といいます。
温帯熱帯に生え、きくらげよりやや肉厚で、背面の毛が多いです。
黒きくらげの名称で市販されていることもあります。

しろきくらげのカロリー

【カロリー】
162キロカロリー(kcal・乾)
14キロカロリー(kcal・ゆで)

【しろきくらげの特徴】
しろきくらげは、シロキクラゲ科で、天然物はクワやザクロ等の広葉樹の倒木や枯れ木等に発生します。
乳白色で、中国では銀耳(インアル)といい、不老長寿の薬として珍重されてきましたが、栽培可能となり多く出回るようになりました。
氷砂糖で作ったシロップで煮てデザートにしたり、スープ等にして調理されています。

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くろあわびたけのカロリー

【カロリー】
19キロカロリー(kcal・生)

【くろあわびたけの特徴】
くろあわびたけは、ヒラタケ科で、別名「おおひらたけ」といいます。
台湾やタイ等で栽培される亜熱帯産のきのこで、ひらたけの近種になります。
ひらたけよりもかさが大きく、色は茶褐色で、歯触りがあわびに似ています。
おがくず培地や原木で栽培されています。

調理法としては、焼き物や煮物・炒め物・揚げ物・汁物などがあり、沖縄県が産地になっています。

しいたけのカロリー

シイタケの栄養

生しいたけ(菌床栽培)のカロリー

【カロリー】
19キロカロリー(kcal・生)
17キロカロリー(kcal・ゆで)
57キロカロリー(kcal・油炒め)

生しいたけ(原木栽培)のカロリー

23キロカロリー(kcal・生)
19キロカロリー(kcal・ゆで)
73キロカロリー(kcal・油炒め)

乾しいたけのカロリー

182キロカロリー(kcal・乾)
42キロカロリー(kcal・ゆで)

【しいたけの特徴】
しいたけは、キシメジ科で日本特産であり、グアニル酸とグルタミン酸の相乗効果によるうま味があります。
1mほどに切ったくぬぎ・こなら・あべまき等・ブナ科の樹木に穴をあけて種菌を植え込む原木栽培や、近年は管理しやすく収穫量の多い、おがくず培地による菌床栽培が増えています。
栄養成分は、紫外線に当てるとビタミンDになるエルゴステロールや、血中コレステロール値を低下させるエリタデニンなどがあります。

しめじのカロリー

シメジ

はたけしめじのカロリー

【カロリー】
15キロカロリー(kcal・生)
17キロカロリー(kcal・ゆで)

ぶなしめじのカロリー

【カロリー】
18キロカロリー(kcal・生)
21キロカロリー(kcal・ゆで)
53キロカロリー(kcal・油炒め)

ほんしめじのカロリー

【カロリー】
12キロカロリー(kcal・生)
16キロカロリー(kcal・ゆで)

【しめじの特徴】
しめじは、キシメジ科で「香りまつたけ 味しめじ」といわれるほど味がいいです。
うま味成分には、グルタミン酸やアスパラギン酸・リシン等があり、栄養成分は、ナイアシンやビタミンB2等などです。
調理法には、酢の物・和え物・焼き物・揚げ物・汁物等があります。
かさが小さく、黒褐色で、軸が太くて短めのものを選ぶといいです。

たもぎたけのカロリー

【カロリー】
16キロカロリー(kcal・生)

【たもぎたけの特徴】
たもぎたけは、ヒラタケ科であり、別名「にれたけ・たもきのこ」といいます。
中部以北の深い山や、北海道の広葉樹の切り株や倒木に発生します。
おがくず等の培地で菌床栽培したものが出回っていて、味が良いきのこで、濃く深いだしがでます。
免疫力を高め、抗ウイルス作用・抗がん作用のあるβーグルカンが、きのこ類の中でも非常に多く含まれています。

調理法としては、鍋物や汁物・サラダ・天ぷら・オムレツ・グラタン・炒め物などがあり、北海道などが産地になっています。

なめこのカロリー

ナメコの栄養
【カロリー】
15キロカロリー(kcal・生)
14キロカロリー(kcal・ゆで)
9キロカロリー(kcal・水煮缶詰)

【なめこの特徴】
なめこは、モエギタケ科であり、別名「なめたけ」といいます。
秋にブナの倒木や、枯れた幹に発生しますが、ブナ・サクラ・ヤナギ類の樹木で原木栽培したり、おがくず培地で菌床栽培したりします。
全体を覆うぬめりの成分はペクチンで、腸内コレステロールや発がん性物質を吸収して体外に排出するため、動脈硬化やがんの予防に効果があるとされています。
現在市販されているものは、かさが開かない若いものになっています。

調理法としては、汁物やなめこおろし・和え物・酢の物・瓶詰・缶詰等があります。

ひらたけのカロリー

【カロリー】
20キロカロリー(kcal・生)
21キロカロリー(kcal・ゆで)

【ひらたけの特徴】
ひらたけは、ヒラタケ科であり、うすひらたけやひらたけなどは、しめじの名前で売られていることが多いです。
調理法としては、酢の物・和え物・焼き物・揚げ物・汁物・バターソテーなどがあります。

うすひらたけのカロリー

【カロリー】
23キロカロリー(kcal・生)

【うすひらたけの特徴】
うすひらたけは、各種の広葉樹の枯れ木に発生します。
ひらたけに比べてかさの厚みは薄く、肉もやわらかくなっています。

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エリンギのカロリー

エリンギ
【カロリー】
19キロカロリー(kcal・生)
21キロカロリー(kcal・ゆで)
29キロカロリー(kcal・焼き)
55キロカロリー(kcal・油炒め)

【エリンギの特徴】
エリンギは、別名「あわびたけ・かおりひらたけ・みやましめじ」といい、ヨーロッパから中央アジア・北アフリカの草原に分布し、特にイタリアでは大変人気が高くなっています。
セリ科植物の枯死した根部に発生し、肉質がしっかりしていて歯ごたえがあり、日持ちが大変良いです。
日本では自生しないため、ヤナギやポプラ等の樹木で原木栽培したり、おがくず培地で菌床栽培したものが出回っています。

まいたけのカロリー

マイタケ
【カロリー】
15キロカロリー(kcal・生)
18キロカロリー(kcal・ゆで)
56キロカロリー(kcal・油炒め)
181キロカロリー(kcal・乾)

【まいたけの特徴】
まいたけは、タコウキン科で、ブナ等の広葉樹の倒木や切り株に発生するが、天然のものはほとんど市場に出ないため、幻のきのこと呼ばれていました。
現在では人工栽培が可能になり、原木栽培や、広葉樹のおがくずに米ぬか等を混ぜ合わせた菌床栽培で生産しています。
体内の免疫機能を高め、抗がん作用があるといわれているグルカンという多糖類を含んでいます。

調理法としては、天ぷら・酢の物・和え物・焼き物・揚げ物・汁物等があり、かさが肉厚で色が濃く、軸が白くてハリがあるものを選ぶといいです。

マッシュルームのカロリー

マッシュルームの栄養
【カロリー】
11キロカロリー(kcal・生)
16キロカロリー(kcal・ゆで)
56キロカロリー(kcal・油炒め)
14キロカロリー(kcal・水煮缶詰)

【マッシュルームの特徴】
マッシュルームは、ハラタケ科で、別名を「つくりたけ・西洋まつたけ」といいます。
ヨーロッパ原産で、世界中で最も多く栽培されています。
日本へは明治初年に渡来し、わら等を発酵させた堆肥に栄養剤を加えた培地で菌床栽培しています。
成長するに従い、ひだの色が、灰色か淡いピンク色 → 茶色 → 黒色になります。
成熟してひだの色が黒くなったもののほうが、よりうま味は濃いのですが、日本では若いマッシュルームに人気があります。

また、最近ではマッシュルームの消臭効果が注目されていて、抽出したエキスを食べることで、口臭や体臭・便臭の抑制にも効果があるということがわかり、さまざまな商品が製品化されています。
マッシュルームには、ホワイト種とブラウン種がありますが、ブラウン種のほうが味も香りも強くなっています。

栄養成分である、うま味成分のひとつであるグアニル酸は、しいたけの約3倍も含まれています。
調理法としては、炒め物・煮物・スープ・シチュー・サラダ等があります。

まつたけのカロリー

マツタケ
【カロリー】
23キロカロリー(kcal・生)

【まつたけの特徴】
まつたけは、キシメジ科で、日本の代表的なきのこになります。
「香りまつたけ 味しめじ」というように、まつたけの香りは日本人の好みに合います。
おもに赤松林に発生するが、松林の減少と人工栽培が困難であることによって国産品は少なくなっていて、輸入物が多く流通しています。

調理法としては、焼き物・土瓶蒸し・炊き込みご飯・天ぷら・すき焼き・吸い物等があります。
かさが開ききっていなく、香りが強く、軸が太くて押さえてもしっかり固くてふわふわせず、湿り気のあるものを選ぶといいです。

やなぎまつたけのカロリー

【カロリー】
13キロカロリー(kcal・生)

【やなぎまつたけの特徴】
やなぎまつたけは、オキナタケ科で、ヤナギ類やカエデの枯れ木、切り株に発生します。
ヤナギ類に発生して、まつたけのような香りがあることからこの名前がついていますが、なめこの近縁になります。
現在では、栽培に成功しているので、量は多くはありませんが、市場には出回っています。
味にクセがなくて歯切れがよく、「しゃっきりたけ」等の商品名がついています。

調理法としては、焼き物・煮物・炒め物・揚げ物・汁物等があります。

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