今年の夏も暑い日が続きましたね。
毎年夏になると最高気温を更新しているような気がしてしまいます。
TVなどでも、夏になると例年のように熱中症対策を呼びかけていますよね。
熱中症対策にぴったりな飲み物といえばスポーツドリンク。
そのなかでも代表的なものといえば、ポカリスエットではないでしょうか?
甘くて飲みやすいから、つい飲みたくなりますよね。
でも、こんなに甘いと体に悪いんじゃない?と不安になる方もいるかもしれません。
ポカリスエットを飲みすぎるとどのような影響があるのか、まとめてみました。
ポカリスエットの砂糖の量はどれくらいなの?
ポカリスエットにはどれくらいの砂糖が使われているのでしょうか?
実は、6.2g/100mlも入っているんです。
500mlのポカリスエットを一本飲み切ると、約30gもの砂糖を摂取することになるんですよ。
これって、角砂糖に換算するとなんと6個分。
普通に角砂糖として食べると甘すぎて食べられませんが、ポカリスエットとして摂取すると簡単に取れてしまいますね。
なぜ、こんなに砂糖が含まれているのでしょうか。
ポカリスエットを販売している大塚製薬さんによると、「カロリーを摂取してほしい」とのこと。
ポカリスエットは1本で125kcalと、ご飯茶碗半分相当のカロリーを摂取できるようになっています。
体調が悪くて食事がとれなくても、ポカリスエットなら簡単に飲むことができますからね。
手っ取り早くカロリーを補給したいときのために、砂糖がたくさん使われているんです。
また、汗をかいたら失われるミネラルもバランスよく配合されているので、脱水予防もかねることができます。
ちなみに、砂糖が多いので、ミネラルが含まれていてもおいしく飲むことができるんです。
ミネラルって塩分ですよね。
砂糖が少ないとしょっぱいので、たくさん飲むのは大変。
でも、砂糖がたくさん入っているおかげで、塩水の飲みづらさを無くしてくれているんですね。
ポカリスエットは、スポーツなどで汗をかいたときはもちろん、風邪をひいたりして体力を消耗した時にもおススメですよ。
ポカリスエットを飲みすぎると太るの?
これまで、砂糖が多く含まれていることについてのメリットに焦点を当ててきました。
ですが、もちろんデメリットもあります。
先述した通り、ポカリスエットを1本飲むだけで角砂糖6個分、ご飯茶碗半分に相当する125kcalを摂取することになります。
糖分は取りすぎると消費しきれずに脂質に変化します。
また、消費カロリーより摂取カロリーが上回れば、肥満につながります。
125ckalはさほど多くはないですが、飲みすぎたら太るのは間違いないので、節度を守って飲むようにしましょう。
ちなみに、ポカリスエットは2種類あるのをご存じですか?
昔からある濃い青のラベルと、数年前から発売されている、淡い青のラベル・イオンウォーターがあるんです。
このふたつの違いは、ずばり、糖分とカロリーの違いです。
濃い青のラベルのポカリスエットに対し、イオンウォーターは糖分もカロリーも約半分とされています。
ですが、電解質濃度、つまり配合されているミネラルはほぼ一緒なんです。
実際、どうやって飲み分けたらいいの?と悩む方もいると思います。
どちらもミネラルの補給に適しているのですが、糖分が多い分、濃い青のラベルの方が素早くミネラル・カロリーを補給することができるのです。
なので、脱水予防や食欲のある時はイオンウォーター、軽度脱水が疑われる場合や食欲のないときは、濃い青のラベルのポカリスエットと覚えておいてください。
(意識がもうろうとするほどの脱水の場合は、経口摂取ができないのですぐに救急車を呼んでくださいね!)
まとめ
ポカリスエットにも種類があるので、飲み分けると肥満予防できそうですね。
体にいいものも、取りすぎると何かしらのデメリットがあるので、ポカリスエットも飲みすぎないようにしましょう。
ただ、猛暑日や運動後、風邪などで体力を消耗した時は飲みすぎなんて気にせず、しっかり栄養補給してくださいね。