ご飯のお供としてよく知られているゆかり。
しそのさわやかな香りと程よい酸味があり、とても美味しいです。
このゆかりですが、食べてみるとなんだか塩気が強いような気がします。
いったい、塩分はどれくらいなのでしょうか?
ゆかりの塩分はどれくらいなの?
日本人の成人の1日の食塩摂取量は、男性10.9g、女性9.3g( 2019年調査) と、男女ともに10 年間で減少傾向。
しかし、厚生労働省が発表している日本人の食事摂取基準(2020 年版)だと、1日の食塩摂取の目標値は、男性7.5g未満、女性6.5g未満 となっているので、現状だと、日本人は塩分の摂りすぎになります。
塩分の摂りすぎは、高血圧になる可能性があります。
さらに高血圧の状態が続くと、動脈硬化が進み、狭心症や心筋梗塞、心不全などの心疾患、脳梗塞、脳出血などの脳血管障害や認知症になる危険性があります。
なので、塩分の摂り過ぎには気をつける必要があるのです。
ゆかりの塩分量ですが、販売元である三島食品のホームページに記載されていました。
1gあたりの栄養成分(1gはごはん150gに使用する量)だと、食塩相当量は0.48gになっています。
ゆかりといっしょにごはん一杯を食べたとしても、塩分は0.48gなので、気になる量ではありません。
むしろ、毎日の食事の中で塩分の多い食品に注意する必要があります。
【塩分が多い食品】
●梅干しやたくあんなどの漬物
●ラーメンやうどんなどの麺類
●ベーコンやウインナーなどの肉加工品
これらは一例ですが、塩分が気になる人は普段から気をつけたほうがいいでしょう。
ゆかりの塩分控えめ(減塩 ゆかり)とは?
ゆかりの塩分がそれほど多くないという事がわかったとしても、塩分を減らしたいと思う人もいると思います。
そういった人のために、三島食品ではゆかりの塩分控えめ(減塩ゆかり)も販売中。
この減塩ゆかりですが、通常のゆかりに比べ塩分を30%カットしています。
通常のゆかりの食塩相当量は0.48gですが、減塩ゆかりは0.33gになっています。
ゆかりを食べたいけれども塩分が気になるという人は、こちらを購入しましょう。
さいごに
いろいろあるふりかけの中でも人気が高いゆかり。
ご飯にかけて食べるのはもちろん、他にもさまざまな使い方があります。
よく使われているのがおにぎり。
コンビニでも販売されているほど人気があり、ゆかりの酸味と塩気がある味が、おにぎりにすると際立ちます。
ゆかりのおにぎりを食べたことがないという人は、いちど作ってみるのもいいのではないでしょうか?