レストランのドリンクバーでよく見かけるジンジャーエール。
居酒屋やバーなどでもノンアルコール飲料として取り扱っていることが多いですよね。
ジンジャーのピリッと感と炭酸のさっぱり感がクセになるおいしさで、好きな方も多いのではないでしょうか。
とくにこのさっぱり感がつわりに悩む妊婦さんにとってつい飲みたくなる理由ですよね。
でも、妊娠中は「おなかの赤ちゃんにとって悪影響なものは摂取したくない」と考えて、色々調べてからでないと、食べたり飲んだりできなくなりませんか?(わたしはそうでした!)
そんな不安を解消すべく、ジンジャーエールについてまとめてみました。
ジンジャーエールにカフェインは入ってるの?
そもそもジンジャーエールってどんな意味なんでしょうか。
ジンジャーとは英語でショウガを、エールはビールの一種で発酵させた炭酸水を意味します。
ジンジャーエールはフランスのシャンパンに惹かれたカナダ人が、アルコールの無いシャンパンとして開発したものなのですよ。
作り方はいたってシンプルで、ショウガの原液と炭酸水を混ぜるだけ。
ショウガの原液はすりおろしたり、荒く切ったものを漬け込んだりとさまざまですが、材料自体はたった2つだけなんです。
なので、ジンジャーエールはノンカフェインであることがわかりますね。
大手飲料会社が販売しているものも、成分表示にカフェインの記載はありませんので、安心して飲めますね。
ただ、おしゃれなカフェやバーなどで自作で作っているものには、アレンジとして意外な材料が使われていることもあります。
ですので、そういった場合には飲む前にお店側に確認を取ったほうが安心です。
また、ジンジャーエールに限らず、カフェインが多少でも含まれている場合は成分表記に記載されているため、気になったら確認する癖がつくと安心ですね。
これは、アルコールも同じで、ほんの少量でも入っていればアルコール飲料という表記になります。
ですので、ノンアルコールビールは成分表記としてはビールテイスト清涼飲料、ノンアルコールカクテルでは清涼飲料という表記になるので、まったくアルコールが入っていないことがわかります。
ちょっとおもしろいですね。
ジンジャーエールの成分やカロリーは?
さて、ジンジャーエールにカフェインやアルコールが入っていないことはわかりましたが、他の成分やカロリーはどうなのでしょう?
これについては市販のものでも販売会社によって多少の誤差はありますが、おおよそで見てみましょう。
カロリーはだいたい30~40kcalのものが多いようです。
炭水化物が7~8g程度でほかの栄養成分は含まれていませんので、飲みすぎによるカロリー摂取過多の心配は少ないですね。
では原材料はどうでしょうか?
これは販売会社によってさまざまでした。
ジンジャーエキスと記載されているものと、香料としか書かれていないものもありました。
ジンジャーエキスが入っていないものは、この香料でジンジャー感を出しているのでしょうね。
ちなみに、原材料名の一番最初に書かれているものが一番多く含まれている材料です。
では、ジンジャーエールの材料で一番最初に書かれているものは?
果糖ブドウ糖液糖でした。
これってトウモロコシのでんぷんから作られた甘味料なんです。
つまり、一番多いのは甘味料なんです。
わたしの記憶では甘いというよりちょっと辛い・さっぱり感の方が強かったので、ちょっと驚きですよね。
これをふまえると、ジンジャーエールの飲みすぎは糖分の取りすぎにつながるので注意が必要ということがわかりますね。
冒頭で妊婦さんが好む飲み物とお伝えしましたが、妊娠中は体重管理が必要となります。
ですので、糖分の取りすぎによる体重増加につながらないように摂取量を調整するように心がけてくださいね。
まとめ
ノンアルコール・ノンカフェインで子供からお年寄り、妊婦さんも安心して飲めるジンジャーエール。
スーパーで手軽に揃えられる食材で作れるのも魅力です。
ただ市販のものは思ったよりも甘味料が使われていたので、糖分の取りすぎに注意が必要ですね!