パセリの特徴
パセリは、料理のつけ合わせや彩り、ソースの香りづけ、ブーケガルニの材料など、幅広く使われているハーブ。
葉や茎がかたく、クセのある味です。
料理の主役になるというよりは、アクセサリーとして使われることが多くなっています。
原産地はヨーロッパで、紀元前から食用にされてきました。
ギリシャやローマでは、早くから食中毒の薬草として使用されています。
日本には明治時代以降に伝わったとされていて、オランダから日本に伝わったので、オランダゼリの和名があります。
パセリは、鉢一つで手軽に栽培することが可能。
常に葉を残すようにしておけば、長期間楽しむことができます。
パセリは、鮮やかな緑色と形が美しい野菜。
香味野菜として肉や魚料理によく使われていますが、料理に彩りを与えています。
パセリの香りを活かすためには、切った後、水にさらさないようにするのが重要です。
虫刺されに有効!?
民間療法では、パセリのすりつぶした汁を虫に刺されたところに塗ると、腫れがひくといわれています。
パセリの抗菌・殺菌作用が炎症を鎮めているのかもしれませんね。
パセリの種類
カーリーパセリ | |
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モスカールドパセリとも呼ばれる、日本で主流のパセリ。
添え物としてよく利用されていますが、栄養価は高いです。 |
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イタリアンパセリ | |
カーリーパセリよりも葉が平たく、ちぢれがありません。
苦味が少なく、香りのクセも強くないです。 |
パセリの旬
旬のカレンダー
パセリは、1年中出回っていますが、旬は3~4月。
パセリの産地
都道府県別収穫量(農林水産省 平成22年統計 参照) |
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長野県 全国収穫の25.2%の構成比 923t |
千葉県 全国収穫の22.7%の構成比 831t |
静岡県 全国収穫の11.0%の構成比 404t |
長野・千葉県の生産量が、全体の半分くらいを占めています。
パセリの上手な選び方
- 葉がちぢれているもの。
- 緑色がはっきりと濃く、しおれていないもの。
- 茎がみずみずしく、ハリと弾力があるもの。
- 香りが強く、葉が小さく密集しているもの。
- 葉が黄色くなっているものは避けたほうがいいでしょう。
パセリの保存法
パセリは、みじん切りにして密閉容器に入れて冷凍保存すれば、いつでも使うことができます。
ただ、香りは少し落ちてしまいます。
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