桃(モモ)の特徴と食べ方

桃の特徴

モモ桃には、やわらかくて甘みが強い白肉腫と、酸味が強い黄肉腫があります。
白肉腫は多汁でやわらかいため生食に向いていて、黄肉腫は果肉がかたく酸味が強いため、おもに缶詰に使われています。

桃は、中国の黄河・揚子江上流域が原産とされ、紀元前には中国全土はもとより、ペルシアにも伝わったと考えられていて、英語のピーチはペルシアが語源とされています。
中国において桃は、昔から不老長寿の植物として親しまれており、おめでたい果物のひとつとされてきました。
3000年に1度実を結ぶという不老長寿のモモである仙桃伝説や、桃花源記に描かれた桃源郷の思想も、そういうところから生まれたものになります。

また、日本の昔話である桃太郎も、モモを見ると鬼が逃げ出すという中国の伝説を背景にできた話だといわれています。
桃には邪気をはらう力があると考えられていて、桃太郎桃の節句も、生命と成長を加護するものとして語られていたそうです。

桃が日本には伝わったのは弥生時代で、平安・鎌倉時代には水菓子として珍重されていたようですが、その頃の桃は、今のように甘くはなかったらしいです。
本格的な栽培を開始したのは明治時代からであり、その後品種改良を重ね、今では世界で高く評価されるようになりました。

桃の旬

旬のカレンダー
モモの旬
桃にはさまざまな種類がありますが、ほとんどの種類において7~9月ごろが旬になります。

桃の産地

桃の産地は、山梨・福島・長野県などになります。
生産量トップは山梨県であり、夏暑く・冬寒いという甲府盆地特有の気候が、桃の栽培に適しています。

世界においては、南北アメリカ大陸・ヨーロッパ・アジア・亜熱帯地域の一部など、全世界の温帯地域で栽培されています。

桃の上手な選び方

  • 皮に傷がないもの。
  • 全体的に赤みが濃いもの。
  • 甘い香りがあり、全体にうぶ毛がはえているもの。
  • 形がいびつでなく、ふっくらと丸いもの。
  • 皮の赤い部分に白い斑点が出ているものは、ほどよく成熟しています。

桃の食べ方

モモの食べ方桃を食べる時は、1日1/2個程度が適量であり、生食が主になりますが、冷やしすぎると味がおちるので、食べる直前に冷やしたほうがいいです。
また、シロップなどで甘く煮詰めデザートにしたり、お菓子のタルト・ネクター(果肉に水を加えてミキサーにかけたもの)なども美味しいです。
その他、加熱しても美味しく、桃を煮たコンポートがおススメになります。

桃を優しくなでるように水であらうとうぶ毛が取れるので皮ごと食べられますが、皮をうまくむくには沸騰したお湯と氷水を用意し、沸騰したお湯にモモを約10秒入れて、すぐに氷水につけると簡単にむけます。

桃は、枝に付いていた側よりも、果頂部(お尻の部分)のほうが糖度が高くなっています。
ナイフでカットするときは、縦にくし形に切り、枝側のほうから食べると最後まで甘みを感じることができます。

桃の保存法

桃はとてもデリケートであり当たるだけで傷むので、新聞紙などで優しく包んで常温で追熟させ、少しやわらかくなり香りがしてきたら冷蔵庫に入れるといいです。
ただし、長時間冷蔵庫に入れておくと味が損なわれます。

また、コンポートにして冷凍保存してもいいです。

 
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