パイナップルの特徴
パイナップルは、しっかりとした甘みと酸味・たっぷり の果汁や特有の香りが魅力的な果物。
最近では、カットしたものがスーパーなどで販売されるようになっています。
手軽に食べられるようになったことから、人気が急上昇している果物になります。
パイナップルの原産地はブラジル。
コロンブスが西インド諸島を発見した時には、広く栽培されていました。
その後、ポルトガル人やスペイン人によって世界各地に伝えられました。
日本へは、1845年にオランダ船によって伝わったとされています。
パイナップルは木の実ではなく、草の茎に結実したもの。
尻の部分を切り取って収穫していますが、亜熱帯地方では、パイナップルの葉の繊維を布地として使用しています。
布は、ピーニャと呼ばれています。
麻のような肌触りで、光沢と独特な透け感が最高級の生地とされ、民族衣装などに仕立てられています。
パイナップルという名前は、英語のパイン(松)とアップル(リンゴ)の合成語に由来しています。
トロピカルフルーツの代表で、加工品には缶詰・ジュース・ジャム・ゼリーなどがあります。
パイナップルは、甘みと適度の酸味で独特のさわやかな香りがあります。
生食のほか、ジュースやケーキ・サラダ・ドライフルーツなどにして食べられています。
豚肉との相性は抜群で、酢豚や豚肉のロースト・スペアリブのパイナップルソースによく使われています。
果皮の下部が黄色っぽい色に変わり、甘い香りが漂うようになったら完熟のサイン。
未熟で収穫されたものには舌を刺すような刺激がありますが、これはシュウ酸が含まれているからになります。
パイナップルの切り方
パイナップルには、口ざわりの邪魔をするトゲがあります。
らせん状に生えているので、トゲに沿ってらせん状に切り込みを入れていくと、きれいに除くことができます。
そして、最後に縦割りにして芯を切り落とすといいでしょう。
パイナップルの種類
種類 |
特徴 |
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ゴールデンパイン |
近年、ジュースやデザート商品などで人気があり、糖度が高いパイナップル。
芯の部分も小さくやわらかいため、食べることができます。 |
ピーチパイン | 600~800gと小ぶりで、熟すと、果皮が黄色から赤みを帯び食べごろになります。
その名の通り桃のような香りがしており、酸味は控えめ。 果肉の白さからミルクパインともよばれています。 |
スナックパイン(ボゴール) | 手で皮をちぎってスナック菓子のように手軽に食べることができることから、スナックパインとよばれています。
酸味が少ないので甘さをより強く感じることができます。 果肉の色は濃い黄色であり、芯がやわらかく食べやすいので、甘い果肉をたぅぷりと楽しむことができます。 |
パイナップルの旬
旬のカレンダー
輸入品が年中出回っているので、あまり旬を感じませんが、国内産の旬は4~8月。
パイナップルの産地
パイナップルは、ほとんどがフィリピンや台湾からの輸入品。
一年中輸入しているので、バナナ同様いつでも入手することができます。
国内での産地で最も多いのは沖縄県になります。
パイナップルの上手な選び方
- 香りがよく葉の色が濃いもの。
- 全体に丸みがあり、重たいもの。
- カットパインは果汁が出ていないもの。
パイナップルの保存法
パイナップルは、おしりが最も甘いので、逆さにして常温で保存しておくと、甘さが全体に広がります。
新聞紙にくるんで冷蔵庫の野菜室に入れておけば、2~3日は保存可能です。
また、食べやすいサイズにカットし、容器に入れて冷蔵か冷凍保存しておくと便利です。
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