レモンの特徴とは?旬や産地・栄養なども紹介♪

国産無農薬レモン

レモンの特徴

レモンの原産地はインドヒマラヤ東部であり、15世紀には地中海地域で栽培され、イタリアのシチリアを中心に沿岸諸国に産地が形成されていきました。
現在では、イタリア南部やアメリカの南カリフォルニアが生産地として知られています。

温暖な気候でよく育つ植物であり、寒さに弱くあたたかい地域でしか栽培できず、1年に4回花が咲き実がなりますが、1本で100~150個ほどの果実が採れ、種類も比較的豊富です。

日本には明治時代に伝わり、瀬戸内を中心に比較的温暖な地で栽培されていました。
その後、レモンの輸入自由化以降生産が激減しましたが、最近では防カビ剤の残留が問題となっているので、安全な国産レモンの需要により、徐々に生産量が増えつつあります。

レモンの種類

リスボン
ポルトガル原産で、カリフォルニアの主要品種です。
日本での栽培に適していて、代表的な品種であり最も多く見かけます。
マイヤーレモン
酸味がまろやかで、香りがいいです。
形状は通常のレモンよりも丸みをおび、赤みがあります。
グリーンレモン
グリーンレモンとは、皮がまだ色づかない若いレモンのことです。
黄色に比べてさわやかな香りと酸味が特徴になります。
菊池(きくち)レモン
1930年に八丈島に持ち込まれたのが最初です。
果皮がグリーンの時期に収穫したものは「小笠原レモン」として、樹上で完熟させたイエローのものは「八丈島フルーツレモン」として出荷されています。
姫レモン
もともとは中国やインドに分布していて、レモンの半分ほどの大きさになります。
濃いオレンジ色の果皮と、山椒のような香りが特徴です。
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レモンの旬

旬のカレンダー
レモンの旬
レモンは輸入物が多く、旬がわかりづらいですが、10~11月が旬になります。

レモンの産地

レモンは、1年中流通していますが、現在日本で消費されているほとんどがアメリカなどからの輸入品であり、年中豊富に出まわっています。
その他、南アフリカ・ニュージーランドなどからも多少は輸入されています。
また、国産のレモンは、周年供給が可能になっていて、国内で最も生産されているのは広島県であり、その他には愛媛・和歌山県などがあります。

世界的にみると、中国やメキシコ・インドの3ヵ国で全体の約5割が生産されています。

防カビ剤の残留問題

外国産のものは、ポストハーベスト農薬(収穫後に行う防腐剤や防カビ剤の処理・国内での使用は禁止されています)を心配する声があります。
輸入時に基準値の検査が行われているので健康への問題はないと思いますが、心配であれば国産品を購入するほうがいいのかもしれません。

レモンの上手な選び方

  • 手で持ったときに重たいもの。
  • 皮がなめらかで色にムラがないもの。
  • あざやかな黄色で形がゆがんでいないもの。

レモンの栄養と効能

レモンレモンは、抗酸化ビタミンや有機酸を多く含み、美容効果が高いフルーツの代表的な存在です。
ビタミンCの量などを示すときに、「レモン何個分」と表現されることが多いことからもわかる通り、ビタミンCが豊富に含まれている果物になります。

レモンに含まれている栄養素には、主に以下のようなものがあります。

ビタミンC

レモンの果汁に含まれているビタミンCは、100g中50mgとかなり豊富に含まれていて、1個で1日の所要量の半分をまかなえる量になります。
肌のハリを支えるコラーゲンの生成・シミやそばかすのもととなるメラニン色素の生成を抑える・抗ストレスや免疫力の向上などに働くなど、美肌に対する効果が期待できます。

また、免疫力を高めて風邪を予防したり、肝臓の働きを活発にして二日酔いを緩和する、血管を丈夫にして血栓や動脈硬化・高血圧などの症状を防ぐ効果などもあります。
ただ、ビタミンCは水溶性で壊れやすく加熱にも弱いのが特徴であり、香りも長持ちしないので、食べる直前にしぼった果汁を使うほうがいいです。

クエン酸

レモンの果汁には、殺菌作用や抗酸化作用に優れている、酸味のもとであるクエン酸が豊富に含まれていて、疲れの原因物質である乳酸を分解し、疲労回復を促す効果や肌の疲れの解消が期待できます。
スポーツ後にレモンを食べることが推奨されているのは、こうしたクエン酸の作用によるものになります。

さらに、鉄やカルシウムなど、ミネラルの吸収率を高める作用もありますので、骨粗しょう症の予防に対しての効果が期待できます。

ヘスペリジン

レモンの皮にある白い部分に含まれるヘスペリジンは、強い血流促進作用をもち、末梢の血流を促すことで、冷えを改善する効果が期待できます。
また、がんや心筋梗塞・高血圧・動脈硬化などの予防に対しても有効とされています。

ルチン

皮には、ポリフェノールのルチンも含まれていて、毛細血管の働きを正常に保ち、動脈硬化などを予防する働きがあります。
クエン酸やルチンは、それぞれビタミンCの働きをサポートする役割があります。

その他

レモンの精油成分はアロマテラピーでも使われるほどであり、リモネンやシトラールといった香り成分は心身の緊張をほぐし、気持ちを前向きにさせてくれます。

果肉には、カロテノイドのクリプトキサンチンが多く、抗酸化作用やがんの予防効果が期待できます。
黄色の色素であるエリオシトリンが含まれていて、抗酸化作用があり、糖尿病や高血圧などの生活習慣病を予防する効果が期待できます。

レモンの主な効能

疲労回復・免疫力の増強・抗ストレス作用・高血圧の予防、改善

レモンの主な栄養成分

ビタミンC・クエン酸・ヘスペリジン・ルチン・リモネン・シトラール・クリプトキサンチン・エリオシトリン

レモンの栄養を強化する食べ合わせ

レモン+牡蠣

牡蠣には、吸収率の高い動物性の鉄が豊富に含まれています。
レモンに含まれている鉄の吸収を高めるビタミンCを組み合わせれば、貧血予防効果がアップします。

レモン+ほうれん草

レモンとほうれん草にはともにカロテノイドが豊富に含まれていて、血管にコレステロールがたまらないように働くため、いっしょに摂取すると、動脈硬化の予防に対しての効果が期待できます。

レモンのカロリー(kcal)と糖質

レモンのカロリーは54kcal、糖質は7.6gです。(※ 1個・可食部100gあたり)
レモンのしぼり汁(1個分・30g)のカロリーは8kcalになっています。
カロリーは低いので、ダイエットに向いている食材になります。

他の果物類のカロリーや糖質は以下のようになっていますが、他の果物類と比べるとカロリーは同じくらいで、糖質は少し低くなっています。

  • みかん・・・45kcal・11.2g
  • オレンジ・・・39kcal・9.0g
  • グレープフルーツ・・・38kcal・9.0g
  • パイナップル・・・51kcal・11.9g
  • メロン・・・42kcal・9.9g

     

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レモンの食べ方

レモンの食べ方レモンは、酸味と香りが強く、飲料や料理・ケーキ・紅茶の香りづけなどに多用されます。
レモン汁をドレッシングや酢の物・焼き魚などに使ったり、特有の酸味・風味をいかして、レモネード・レモンスカッシュ・レモンティーなどにするといいです。
レモンに含まれるビタミンCには抗酸化作用があるので、焼き魚にレモンをしぼると、焦げに含まれる発がん物質の働きを抑えることができます。
青魚に含まれるDHAやEPAなどの不飽和脂肪酸は、動脈硬化や認知症の予防に有効とされますが、ビタミンCは体内で強い抗酸化作用を発揮しますので、その効果をより高めることが可能になります。

油と相性がいいので、天ぷら・フライなどにレモン汁をかけたり、バターや生クリームを使ったソースにかけると、とても美味しくなります。
また、鉄の吸収を高める働きもあり、貝類を食べるときにしぼったレモンの果汁を加えて食べるやり方は、鉄の吸収をよくするという、とても理にかなった食べ方になります。
レモンは果汁を使う事が多いので、スクイーザー(レモンやグレープフルーツなど柑橘類の果汁をしぼる器具)があると便利です。
皮を調理に使いたい時などは、塩を適量手に取り、全体をもむようにこすって水洗いをするとよく、浸透圧で汚れやゴミが落ち、色と香りもアップします。

その他、サツマイモのレモン煮という料理があるように、レモンとサツマイモの相性は抜群であり、焼き芋にレモンをしぼってかけると、さわやかな香りと酸味が芋の甘みを引き立ててくれます。

ハチミツレモンの効果
ハチミツレモンは、レモンのクエン酸によって疲れを癒やし、皮の豊富なビタミンCも摂れ、ハチミツの栄養効果もあるので、おススメの食べ方になります。
部活の後のハチミツレモンなどは、疲労回復とエネルギーの補給を一度にできる、とても合理的な組み合わせになります。

「レモンはちみつ漬けの作り方」動画はコチラ
↓ ↓ ↓

レモンの保存法

レモンの栄養レモンは、比較的日持ちはしますが、鮮度が落ちると香りや味も落ちるので、早めに食べるほうがいいです。
乾燥すると風味が落ちるので、ビニール袋に入れて冷蔵するとよく、カットしたものはラップして保存するといいです。

また、レモンは、冷凍すると皮ごとすりおろして無駄なく使えるので便利です。
冷凍すると、皮の苦みが抑えられて食べやすくなるうえ、皮の部分に多く含まれているビタミンCなどの栄養成分をより多く摂ることができます。

冷凍の方法ですが、レモンを半分に切り、ラップで包んでから保存袋に入れて冷凍すればいいです。
ただ、冷凍する場合は、皮を使用するため、無農薬や減農薬のレモンを使うようにしてください。

 

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