タコの種類と特徴!旬や産地・食べ方なども紹介♪

タコ

タコの種類

マダコ

マダコ別称・方言
タコ・アカシダコ・アフリカダコ

名前の由来
タコの「タ」はテ(手)から、「コ」はたくさんという意味で、「マ」は同類中の代表的なものを表しています。

特徴
マダコは、マダコ科の軟体動物であり、本州中部以南や世界の温暖海域に広く分布していて、旬は夏から秋にかけてになります。

沿岸の岩礁域や砂底に生息し、穴を好む習性があり、全長約40~60cmでその4分の3を腕が占めています。
一般に頭と思われている卵系の部分が胴であり、頭は胴のつけ根の眼のある部分で、八本の腕は頭部から生えています。
肉食性で小魚や甲殻類・二枚貝類などを食べていて、産卵期は春から初夏になります。

日本で消費されるタコ類の約80%がマダコであり、食用として最も多く出回っていますが、ゆでた状態で店頭に並んでいることが多く、大半はモーリタニアやモロッコなどからの輸入品になります。

調理法
塩ゆでしてから、刺身や寿司だね・酢のもの・煮物などにすると美味しいですが、シーフードサラダやスパゲティなどの具にしてもいいです。
2kg前後のものがさっぱりとした肉厚で美味しいです。

ミズダコ

ミズダコ別称・方言
シオダコ・マダコ・オオダコ・ホッカイダコ

名前の由来
肉がやわらかく水っぽいからです。

特徴
ミズダコは、マダコ科の軟体動物であり、本州中部以北から北海道および北太平洋にかけて広く分布しています。

腕を合わせると3mにも達する世界最大のタコであり、水深100~200mの海底に生息しています。
夜行性で昼間は岩穴などに潜み、夜間に活動しておもに貝類などを食べています。
通常、雄は深場・雌は浅場に住んでいますが、秋から冬にかけて交尾した後、雌は浅場に戻って産卵します。

漁獲量は年々減少していて、カナダや北アメリカからの輸入が増えています。

調理法
マダコに比べて味が劣るため加工用にされることが多いのですが、新鮮なものは刺身にするとよく、適度なやわらかさと食感が人気です。
そのほか、身がやわらかいことを利用して、しゃぶしゃぶなどにしても美味しく、酢ダコや煮ダコ・干物・燻製などにも加工されています。

イイダコ

イイダコ別称・方言
コモチダコ・イシダコ・カイダコ

名前の由来
煮ると胴に飯粒が詰まっているように見えることからです。

特徴
イイダコは、マダコ科の頭足類であり、北海道南部以南や中国に分布していて、旬はタマゴを体内に持つ秋~冬になります。

内湾の水深10mほどの砂底に生息し、小形で全長30cmほどになります。
甲殻類を好んで食べていて、冬に海底のからの貝殻の中などに産卵し、雌がこれを保護します。
栄養分はマダコとほぼ同じで、鉄や亜鉛が多めになります。

調理法
塩でもみ洗いをしてぬめりを取った後、ゆでて刺身や酢の物にすると美味しいです。
また、酢みそをかけ、軽くゆでたネギと和えても美味しいです。
大きいものは大味であり、腐るのが早いので注意する必要があります。

テナガダコ

テナガダコ名前の由来
長い腕をもつことからです。

特徴
テナガダコは、マダコ科の頭足類であり、北海道から九州の日本周辺海域および朝鮮半島西岸に分布しています。
浅海の泥底に穴を掘って住み、泥の表面に腕の先端を出してエサの小動物を捕食しています。
全長約70cmであり、産卵期は5~6月になります。

市場での評価は低く安価なものでしたが、最近は生食に人気が出てきたので値段が上がってきました。
マダコほど味はよくないですが、黒袋ごと煮ると風味があり美味しいです。

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タコの特徴

タコの栄養タコは、手軽で美味しいたんぱく質の供給源として、世界各地の沿岸地方で食べられていますが、世界でもっとも多くタコを食べているのは日本であり、食生活に深く根付いていて、世界の消費量の約6割を占めています。
タコの日本における食用の歴史は古く、有史以前からといわれていて、三重県や兵庫県などの弥生・古墳時代の貝塚や遺跡からは、タコ壺らしき漁具が出土しています。

タコは、世界に約200種、日本近海に約60種類が生息しているとされていて、スーパーなどでよく見かけるのは、マダコやミズダコ・イイダコ・ヤナギダコの4種類になります。
タコは高い知能を持っていて、形を認識することや問題を学習し解決することができ、柔軟な体のほとんどは筋肉で、ときには強い力を発揮します。
危険を感じると黒い墨を吐き姿をくらましますが、イカの墨と比べてうま味はあまり含まれていないです。
また、外敵に襲われたとき捕らえられた腕を切り離して逃げたり、再生することもでき、自分の腕を食べる行動なども観察されています。

寿命は短く、多くは1年程度であり、タコの天敵として最もよく知られているのはウツボで、逆に甲殻類や貝にとっての天敵はタコになります。
噛めば噛むほどうま味が味わえるタコですが、アワビやエビ・カニなどを食べていることから、そのうま味成分が身に移っているから美味しいという説もあります。

その形態・生態がきわめて特徴的でユーモラスでもあり、ゆでると真っ赤になるなどといった性質からキャラクター化されることが多く、単純にバカにする言葉としても使われたりします。
ひっぱりだこは、人気のある人物や物が多くの人に求められる状態をいい、タコ殴りとは、日本の俗語で袋叩きにすることです。
蛸壺(たこつぼ)は、タコを捕獲する目的で漁師が使う壺で、明石がその発祥といわれています。

日本人にはなじみが深く、ユーモラスなイメージがありますが、外国ではデビルフィッシュ(悪魔の魚)の異名を持つ嫌われ者で、食べるのはイタリアを含むごく少数の国だけになります。

タコの旬

旬のカレンダー(関東)
タコの旬(関東)
関東では、タコをお正月のおせち料理に入れたりします。

旬のカレンダー(関西)
タコの旬(関西)
関西では、半夏生(はんげしょう・7月2日頃)にタコを食べる風習があります。

タコの産地

農林水産省(平成24年漁業・養殖業生産統計)参照

北海道
全国漁獲の53.7%の構成比 18,100t
兵庫県
全国漁獲の8.0%の構成比 2,700t
青森県
全国漁獲の3.6%の構成比 1,200t

市場に出回っているタコは、西アフリカからの輸入ものがほとんどです。  

日本各地の浅い海に分布していますが、瀬戸内海の明石海峡はマダコの漁獲高が日本一で、味にも定常があり明石ダコと呼ばれています。

タコの上手な選び方

  • 吸盤に弾力があるもの。
  • 表皮にツヤがあるもの。
  • 足の先が黒くなったり、皮がはがれやすいものは鮮度が落ちているので避けたほうがいいです。

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タコの食べ方

タコの調理法タコは、そのまま食べるのが一番ですが、刺身や寿司・酢だこ・おでんの具材・たこ焼き・蛸飯等、さまざまな調理法があります。
イタリア料理では、マリネにしてオードブルに使ったり、サラダやトマト煮などにも使われています。
刺身にする場合は、繊維を断ち切るようにそぎ切りにすると食べやすくなります。

また、こちらの記事:タコの美味しい食べ方!レシピの人気ランキング【10選】にて、人気があるさまざまなレシピを紹介しています。

下ごしらえは、内臓を取り除いた後、ボウルなどに入れてたっぷりの塩で塩もみをしながら、表面についたぬめりを落とします。
それから、水で塩をよく洗い流し、たっぷりの湯でゆでるといいです。

タコをやわらかく煮付けたいときは、とろ火でじっくりと煮るようにしたほうがよく、十分にやわらかくなってから砂糖やしょうゆなどの調味料を入れるのがポイントになります。
ダイコンといっしょにゆでると、ダイコンに豊富な消化酵素の作用で、短時間でもタコがやわらかくゆで上がります。
ゆでる時は、加熱し過ぎるとかたくなり消化吸収が悪くなってしまうので、注意する必要があります。

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