穴子は、ウナギによく似た細長い体型の海水魚。
あっさりとした味わいが特徴で、食べやすくて美味しいので人気があります。
お寿司や天ぷら・煮穴子・蒲焼きなどいろいろな調理法があります。
今回は、そんな穴子のカロリー一覧と糖質・栄養や効果などを紹介したいと思います。
穴子のカロリーと糖質
【カロリー】161kcal・可食部100g当たり
【糖質】0.0g
穴子(1尾)のカロリー
【カロリー】113kcal・70g
蒸しあなごのカロリー
【カロリー】173kcal・100g当たり
穴子寿司のカロリーと糖質
【カロリー】116kcal・2カン
【糖質】16.5g
回転寿司屋さんではおなじみの穴子寿司。
食べやすくて美味しいので、大人から子供まで人気があります。
カロリーは少し高めになっています。
穴子押し寿司のカロリー
【カロリー】196kcal・2切れ
やわらかく煮た穴子を使って作った穴子押し寿司。
甘いタレと穴子の相性がよく、にぎり寿司とはまた違う美味しさがあります。
カロリーはかなり高いので、少しずつ食べましょう。
穴子巻き寿司のカロリー
【カロリー】159kcal・1人前
穴子を具材とした穴子巻き寿司。
きゅうりやかんぴょう・タマゴなどといっしょに巻かれる事が多いですが、香ばしい穴子とほかの具材の相性がとてもいいです。
カロリーは少し高いですが、やみつきになる美味しさがあります。
穴子の天ぷらのカロリーと糖質
【カロリー】100kcal・30g
【糖質】2.2g
やわらかくふっくらとした穴子の天ぷら。
そのまま食べても美味しいのですが、天つゆをかけるまた違った味わいがあります。
油を使っていてカロリーは高いので、気になる人は1個だけにしておきましょう。
焼き穴子のカロリー
【カロリー】86kcal・1人前
ふっくらとして香ばしい焼き穴子。
口どけの良い繊細なあなごの風味がよく、とても美味しいです。
通販で多く販売されていますが、1人前のカロリーは低くなっています。
煮穴子のカロリー
【カロリー】200kcal・1人前
ふふふわでやわらかく上品な味がする煮穴子。
料理屋さんでよく見かけますが、材料さえあれば家庭でも簡単に作ることができます。
みりんやしょう油などをつかっているので、カロリーは高いです。
穴子の蒲焼きのカロリー
【カロリー】407kcal・1/2尾
ふっくら焼いたあなごに甘辛いタレをからめた穴子の蒲焼き。
味が濃く美味しいので、ご飯のおかずにピッタリ。
カロリーは高めなので、気になる人は食べる量を調整しましょう。
穴子丼のカロリー
【カロリー】480kcal・1杯
クセがなく上品な味わいのあなごを天ぷらにし、甘辛いタレをかけた穴子丼。
定食屋さんでは、大きなあなごがのった状態でよく販売されています。
カロリーはとても高いですが、食べごたえがありお腹がいっぱいになります。
あなごめしのカロリー
【カロリー】178kcal・100g
瀬戸内地域の郷土料理であるあなごめし。
あなごを蒲焼きにし、うな丼のように盛りつけますが、食べやすくて美味しいです。
カロリーは少し高いですが、満足できる一品になっています。
穴子のカロリー一覧
名称 | 内容量 | カロリー |
穴子の白焼き | 100g当たり | 167kcal |
あなごのフリット風 | 1人前 | 416kcal |
穴子の刺身 | 1人前 | 100kcal |
あなご入りだし巻きたまご | 1人前 | 490kcal |
あなごときゅうりの酢の物 | 1人前 | 130kcal |
あなご太巻(ローソン) | 1人前 | 472kcal |
あなご寿司(くら寿司) | 1人前 | 94kcal |
煮あなご(スシロー) | 1人前 | 97kcal |
穴子と他の魚介類のカロリー比較(可食部100g当たり)
他の魚介類のカロリーは、以下のようになっています。
113kcal |
133kcal |
83kcal |
108kcal |
142kcal |
202kcal |
77kcal |
257kcal |
100kcal |
85kcal |
216kcal |
127kcal |
266kcal |
148kcal |
95kcal |
99kcal |
126kcal |
217kcal |
114kcal |
297kcal |
103kcal |
84kcal |
177kcal |
200kcal |
255kcal |
257kcal |
穴子は161kcalなので、比較すると、カロリーは平均よりも少し高めになっています。
穴子の栄養と効果
穴子は、ウナギにくらべると価格は安く淡泊な味わいになっていますが、その栄養はウナギに負けないほどあります。
ウナギと同様に脂肪分が多く、ビタミンAやビタミンE・DHA・EPA・カリウムなどの栄養が豊富に含まれていて、夏の滋養強壮に適した魚になります。
アナゴに含まれている栄養素には、主に以下のようなものがあります。
ビタミンA
ビタミンAは、他の魚の100倍近く含まれています。
穴子を100g摂ると、成人の1日所要量の80~90%に相当します。
ビタミンAには、皮膚や粘膜の抵抗力を高め、風邪を予防する働きがあります。
また、視力調整機能があり、暗闇でも目を見えやすくしたり、目の粘膜を守るなどの作用があるので、目の健康を保ちます。
この他、眼精疲労やドライアイの予防や改善にも効果大であり、免疫力を高めるので、がんにも有効とされています。
ビタミンE
ビタミンEは、レバーの約6倍もの量が含まれています。
抗酸化作用があり、体内の酸化をおさえるので、動脈硬化の予防や老化防止に対する効果が期待できます。
ビタミンAと協力して、ウイルスや細菌・がんなどに有効であり、老化防止に対する効果も期待できます。
穴子に含まれているビタミンAやビタミンEは、油を使って調理すると吸収率が高まるので、天ぷらなどにするといいでしょう。
カルシウム・ビタミンD
骨ごと食べることができる小魚ほどではないですが、骨や歯を丈夫にするカルシウムを含んでいます。
また、カルシウムの吸収を促すビタミンDが豊富に含まれています。
その他
脂肪が多いのにあっさりとした食感なのは、脂質に含まれるオレイン酸のおかげ。
血圧を下げる作用のあるカリウムが含まれています。
脳の働きを活性化し、コレステロール値を下げる作用がある、不飽和脂肪酸のDHAやEPAが含まれています。
穴子の主な効果
高血圧の予防、改善・動脈硬化の予防・美肌効果・老化防止
穴子の主な栄養成分
ビタミンA・ビタミンD・ビタミンE・DHA・EPA・カリウム・オレイン酸・カルシウム
さいごに
うなぎとよく比較される穴子。
うなぎは、脂がのっていてこってりとした味わいがありますが、穴子は、あっさりとした上品な白身魚です。
カロリーに関しては、うなぎが255kcal・穴子が161kcal(100g当たり)なので、穴子のほうがかなり低くなっています。
夏場といえばうなぎを食べるというイメージがありますが、カロリーを気にする人は穴子を食べましょう。
【穴子の特徴などはコチラ】
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